日本の鉄道技術を後世に最新の車両まで

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新幹線E7系




基本情報
形式 E7系
デビュー 2014年3月15日(北陸新幹線)
2019年3月16日(上越新幹線)
運営者 E7系:東日本旅客鉄道
W7系:西日本旅客鉄道
最高速度 275 km/h(上越新幹線内)
260 km/h(北陸新幹線内)
製造年 2013年 – 2023年
導入先 上越新幹線、北陸新幹線

E7系は2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業に向けて開発された新幹線車両であり、2014年3月15日から「あさま」として東京~長野間に先行投入されました。

北陸新幹線は、30‰勾配区間や電源周波数の変化など、車両には条件の厳しい線区となっており、それに対応するべくブレーキ性能を向上させたり50/60Hzの両方に対応したシステム構成としています。

車両のトータルコンセプトを「大人の琴線に触れる『洗練さ』×心と体の『ゆとり・解放感』」とし、『洗練さ』は日本の伝統と最新技術の融合により新たな価値を生むことで表現し、『ゆとり・解放感』は和風の空間に集うことで得られる心地よさで表現しました。これらに共通しているキーワードを“和”とし、今後首都圏と北陸新幹線沿線を結び、日本の伝統文化と未来をつなぐという意味から「“和”の未来」を車両のデザインコンセプトとしました。

エクステリアデザインは、高速で走行するための造形と日本の伝統的な色使い、新幹線が走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍さを表現しました。また車体上部色は「空色」、車体色を「アイボリーホワイト」、車体中央の帯色を「銅色(カッパー)」および「空色」としました。

インテリアは、グランクラスは“高めあう和”、グリーン車は“和風の和”、普通車は“集う和”をテーマとしてデザインしています。特に、12号車に設けたグランクラスでは、伝統を感じる空間と先進の機能を持つシートがお互いを高めあうことで、居心地の良い、ゆとりある空間を感じていただけるような演出とし、日本的な事物を象徴しつつも現代的な感覚を合わせ持つカラーイメージで重厚な空間を目指しています。

車内設備は、全洋式トイレに温水洗浄機能付便座を設置するとともに、普通車にも全座席分のコンセントを設けてサービス向上を図っています。腰掛の点字表記取付や多機能トイレにおける独立形オストメイト設備の採用などバリアフリーにも配慮しています。また、客室・デッキに加えて通路部にも防犯カメラを設置し、セキュリティを強化しています。

2019年3月16日からは上越新幹線でも営業を開始しました。

E7系 運用

上越新幹線、北陸新幹線

使用車両:かがやき/はくたか/あさま/とき/たにがわ

E7系(F編成)編成編成図

← 東京  敦賀・新潟 →

号車 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車 11号車 12号車
形式 W723形
(T1c)
W726形
(M2)
W725形
(M1)
W726形
(M2)
W725形
(M1)
W726形
(M2)
W725形
(M1k)
W726形
(M2)
W725形
(M1)
W726形
(M2)
W715形
(M1s)
W714形
(Tsc)
編成
N1 – N13
0番台 100番台 0番台 200番台 100番台 300番台 400番台 400番台 200番台 500番台 0番台 0番台
座席 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 グリーン車 普通車

E7系(W編成)編成編成図

← 東京  敦賀 →

号車 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車 11号車 12号車
形式 W723形
(T1c)
W726形
(M2)
W725形
(M1)
W726形
(M2)
W725形
(M1)
W726形
(M2)
W725形
(M1k)
W726形
(M2)
W725形
(M1)
W726形
(M2)
W715形
(M1s)
W714形
(Tsc)
編成
N1 – N13
100番台 100番台 100番台 200番台 200番台 300番台 300番台 400番台 400番台 500番台 500番台 500番台
座席 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 グリーン車 普通車

E7系電車基本情報

E7系電車
E7系電車基本編成
基本情報
走行区間
製造所 川崎重工業車両カンパニー→川崎車両
日立製作所笠戸事業所
総合車両製作所横浜事業所(E7系)
近畿車輛(W7系)
運用者 E7系:東日本旅客鉄道
W7系:西日本旅客鉄道
製造年 2013年 – 2023年
製造数 F編成(E7系):47編成564両(8編成96両廃車)
W編成(W7系):24編成288両(2編成24両廃車)
(2024年4月1日時点)
投入先 上越新幹線、北陸新幹線
主要諸元
編成 12両編成
最高運転速度 275 km/h(上越新幹線内)
260 km/h(北陸新幹線内)
起動加速度 1.6 km/h/s
減速度(常用) 0 – 70 km/h:2.69 km/h/s
118km/h時:2.23 km/h/s
275km/h時:1.44 km/h/s
編成重量 540 t
車両定員 934→924名(普通車853→843名・グリーン車63名・グランクラス18名)
編成長 300.25 m
車体 アルミニウム合金 ダブルスキン構造
台車 支持板式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
E7系:
DT211(電動車)
TR7010・TR7010A(付随車)
W7系:
WDT210(電動車)
WTR7005(付随車)
主電動機 かご形三相誘導電動機 MT207/WMT210
主電動機出力 300 kW
駆動方式 WN駆動方式
歯車比 85:28(3.036)
編成出力 12,000 kW
制御方式 3レベルPWMコンバータ + 3レベルVVVFインバータ制御(IGBT素子)
電気方式 交流25,000V・50Hz/60Hz(基本番台)
交流25,000V・50Hz(1000番台)
制御装置 E7系:CI23系
W7系:WPC206
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重・滑走再粘着・遅れ込め制御付)
抑速ブレーキ
緊急ブレーキ
耐雪ブレーキ
保安装置 DS-ATC