北海道新幹線 はやぶさ はやて
はやぶさ 区間:東京・仙台⇔新函館北斗
はやて 区間:盛岡・青森⇔新函館北斗
北海道新幹線において使用する新幹線用車両は、JR東日本の協力にて、JR東日本のE5系をベースとしたH5系を製作しました。
H5系は東北新幹線への直通運転を考慮し、10両編成の車両構成や各種設備、さらには320㎞/hで走行する性能などの基本仕様は、JR東日本のE5系と同じです。
なお、北海道新幹線区間の営業最高速度は260㎞/h(在来線との共用走行区間は当面160km/h)となります。 車両の形式名は「H5系」
この「H」は英語の社名である「Hokkaido Railway Company」の頭文字を表しています。
はやぶさ号主要区間料金表(東京発着)
「はやぶさ」主要区間の運賃・料金(東京発着・大人・片道・通常期)
区間 | 普通車指定席 | グリーン車 | グランクラス |
---|---|---|---|
東京⇔仙台 | 11,410円 | 15,070円 | 20,310円 |
東京⇔一ノ関 | 13,480円 | 18,350円 | 23,590円 |
東京⇔盛岡 | 15,010円 | 19,880円 | 25,120円 |
東京⇔八戸 | 16,590円 | 21,660円 | 26,900円 |
東京⇔新青森 | 17,670円 | 23,740円 | 28,980円 |
東京⇔新函館北斗 | 23,430円 | 32,300円 | 40,680円 |
はやぶさ号主要区間料金表(大宮発着)
「はやぶさ」主要区間の運賃・料金(大宮発着・大人・片道・通常期)
区間 | 普通車指定席 | グリーン車 | グランクラス |
---|---|---|---|
大宮⇔仙台 | 10,870円 | 14,530円 | 19,770円 |
大宮⇔一ノ関 | 12,720円 | 17,590円 | 22,830円 |
大宮⇔盛岡 | 14,250円 | 19,120円 | 24,360円 |
大宮⇔八戸 | 16,380円 | 21,450円 | 26,690円 |
大宮⇔新青森 | 16,930円 | 22,000円 | 27,240円 |
大宮⇔新函館北斗 | 22,470円 | 30,340円 | 38,720円 |
はやぶさ号主要区間料金表(仙台発着)
「はやぶさ」主要区間の運賃・料金(仙台発着・大人・片道・通常期)
区間 | 普通車指定席 | グリーン車 | グランクラス |
---|---|---|---|
仙台⇔東京 | 11,410円 | 15,070円 | 20,310円 |
仙台⇔大宮 | 10,870円 | 14,530円 | 19,770円 |
仙台⇔一ノ関 | 4,190円 | 4,960円 | 10,200円 |
仙台⇔盛岡 | 6,790円 | 9,060円 | 14,300円 |
仙台⇔八戸 | 9,440円 | 13,100円 | 18,340円 |
仙台⇔新青森 | 11,420円 | 150,800円 | 20,320円 |
仙台⇔新函館北斗 | 17,950円 | 24,410円 | 32,790円 |
●「はやぶさ」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。
●上表は、運賃と特急料金の総額を表示しています。
●「はやぶさ」号は全車指定席です。
●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
●立席料金は、通常期の指定席特急料金の530円引きで、通年同額です。
●新幹線eチケットをご利用になると、指定席が一律200円引きになります。
新幹線 はやぶさ号の割引きっぷ
・えきねっとトクだ値
・JR東日本の株主優待割引券
・学生割引
えきねっとトクだ値
えきねっとトクだ値は、JR東日本・北海道のインターネット予約サイト「えきねっと」(会員登録無料)の会員向けに設定されている新幹線の割引きっぷです。新幹線eチケットで利用できます。
乗車券・特急券がセットになっていて、東北・北海道新幹線の特定の区間・種別の列車のチケットを安く購入できます。
13日前までに購入する「お先にトクだ値」、20日前までに購入する期間限定の「お先にトクだ値スペシャル」の設定もあります。
設定区間と列車、席数は限定です。いずれの商品も、片道ずつ、双方向で使えます。
「えきねっとトクだ値」(はやぶさ号・普通車指定席)の価格
区間 | トクだ値 | お先にトクだ値 |
---|---|---|
東京⇔一ノ関 | 12,610円 | 9,960円 |
東京⇔盛岡 | 14,060円 | 11,100円 |
東京⇔八戸 | 15,570円 | 12,290円 |
東京⇔新青森 | 16,590円 | 13,090円 |
東京⇔新函館北斗 | 22,050円 | 17,410円 |
大宮⇔一ノ関 | 11,890円 | 9,380円 |
大宮⇔盛岡 | 13,340円 | 10,530円 |
大宮⇔八戸 | 15,370円 | 12,130円 |
大宮⇔新青森 | 15,890円 | 12,540円 |
大宮⇔新函館北斗 | 21,140円 | 6,690円 |
仙台⇔盛岡 | 6,250円 | 4,930円 |
仙台⇔新青森 | 10,650円 | 8,410円 |
※上記以外にも設定区間があります。
※東京・大宮~仙台間には設定がありません。(「やまびこ号」には設定あり)
JR東日本株主優待割引券
JR東日本の株主優待割引券(株主優待券)は、JR東日本が株主向けに発行している割引券です。駅の窓口または券売機できっぷを購入する際に、株主優待割引券1枚を提示すると、運賃・料金がそれぞれ4割引になります。東京~新青森間の各駅相互間で使用できます。北海道新幹線内では利用できません。
学生割引(学割)
学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。
「はやぶさ」の場合、東京駅起点で仙台以遠、仙台駅起点なら大宮駅または水沢江刺駅以遠なら学割が適用されます。
はやて停車駅(東京駅発着)
北海道新幹線 はやぶさ1号の停車駅は、東京、 上野、 大宮(埼玉)、 仙台、 盛岡、 二戸、 八戸、 七戸十和田、 新青森、 奥津軽いまべつ、 木古内、 新函館北斗です。
駅名 | 停車駅 |
---|---|
東京駅 | ● |
上野駅 | ● |
大宮(埼玉)駅 | ● |
仙台駅 | ● |
盛岡駅 | ● |
二戸駅 | ● |
八戸駅 | ● |
七戸十和田駅 | ● |
新青森駅 | ● |
奥津軽いまべつ駅 | ● |
木古内駅 | ● |
新函館北斗駅 | ● |
はやぶさ号のデータファイル
【登場時:1958年10月1日】
運転区間:東京~鹿児島 運転本数:1往復 使用車両:旧型客車
【1960年7月20日改正】20系客車投入。区間を東京~西鹿児島に変更。
【1963年12月1日改正】2等寝台車を1両増結。
【1968年10月1日改正】博多止まり(発)だった付属編成を長崎まで延長。
【1972年3月15日改正】A寝台1人用個室付きのナロネ22形を連結開始。
【1972年7月20日】上記A寝台車「ナロネ22形」を開放式A寝台「ナロネ21形」に変更。
【1975年3月10日改正(山陽新幹線博多開業)】20系客車(15両)から24系24形客車(14両)に変更。3段B寝台・1人用個室A寝台に食堂車を含めた編成。
長崎発着だった付属編成(7~13号車)を熊本発着に変更。hayabusa9
【1976年9月27日】24系24形客車から24系25形客車に変更。2段B寝台・1人用個室A寝台に食堂車(5号車)を含めた編成。
【1978年1月22日ごろ】食堂車が基本編成の5号車から付属編成の8号車に変更。
【1978年7月28日】東京~下関間の牽引機をEF65-500番代からEF65-1000番代(PF)に変更。
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【1980年10月1日改正】15年ぶりに日本最長距離特急に。寝台特急富士号の区間短縮により。
【1984年2月1日改正】九州でのヘッドマーク取り付けが復活。
【1985年3月14日改正】ロビーカー(オハ24形700番代)を連結した第一号。編成は15両になり、重量増のため牽引機をEF65PF形からEF66形へ変更。
オハ24-700ロビーカーのマーク
【1986年11月1日改正】14両化。客車の受け持ち変更。基本編成(電・1~6)は鹿児島運転所、付属編成(A寝台・食堂車・ロビーカーを含む7~13)は熊本客車区へ移管。関門間の牽引機からEF30が外れる。
【1989年3月11日改正】ソロ(B個室1人用寝台=オハネ25形1000番代)を連結。編成は15両に。
B寝台一人用個室ソロのロゴマーク
【1993年3月18日改正】食堂車営業を売店営業に変更。
【1997年11月29日改正】東京~熊本に短縮(受け持ちはすべて熊本運転所に)。日本一の長距離定期列車の座を寝台特急さくら号に譲る。オシ24形(売店として営業してきた)の連結終了。⇒13両化。
【1999年12月4日改正】東京~鳥栖間で寝台特急さくら号の併結を開始。「はやぶさ」が電源車・ロビーカーを入れて9両(24系25形)、「さくら」が6両(14系)の計15両。
【2002年3月23日】減車。「はやぶさ」が電源車・A寝台(4)・ロビーカー(5)を入れて7両、「さくら」が5両の計12両。
【2005年3月1日改正】併結相手が寝台特急富士に変更。(さくら号は廃止)。
車両は14系15形客車に変更。A寝台・ソロを含む6両編成。ロビーカーとブルトレ便が同時に廃止。A寝台シングルデラックスはオロネ25を改造したオロネ15-3000。
【2009年3月14日改正】寝台特急富士号とともに廃止。
【新幹線名称継承:2011年3月5日】 東京~仙台・新青森(3往復)
【2011年3月11日】東日本大震災。4月29日に暫定ダイヤで運転再開。
【2011年7月9日】東京~新青森に1往復増発。
【2011年9月23日】速度制限全面解除に伴って、正規ダイヤに。
【2013年3月16日改正】
10.5往復に大増発。東京~仙台・盛岡・新青森となり、320㎞/h運転開始(東京~新青森で3時間切り)。
4往復、E6系・スーパーこまち号との併結開始。
【2013年9月28日改正】3往復増発(はやて号からの変更)。
【2016年3月26日改正】北海道新幹線・新函館北斗開業に伴い、区間延長。H5系も営業運転開始。
【2017年3月4日改正】東京~仙台に1往復増。
【2018年5月】無料公衆無線LANサービスの提供を開始。2019年5月までに全編成で提供予定。
【2021年11月8日~】はやぶさ15号においてE6系使用の7両編成が運転された(パンデミックの影響)。正確には分からないが2023年には終了している。
【2022年3月12日】利用状況に合わせて運転する「臨時列車(準定期列車)」へと変更する列車が登場。それまでの定期列車29往復から定期22.5、臨時(準定期)6.5往復に変更。
【2024ゴールデンウィーク】青函トンネル内での速度を時速160キロから260キロに引き上げることにより3時間52分で東京~新函館北斗を結ぶ。