特急ハウステンボス
783系

愛称 | 特急ハウステンボス |
---|---|
形式 | 783系 |
区間 | 博多⇔ ハウステンボス駅間 |
デビュー | 1992年3月25日 |
最高速度 | 130km/h |
使用路線 | 鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・大村線 |
関連サイト |
ハウステンボス・佐世保方面
特急ハウステンボスってどんな特急?どこからどこまで走っているの?
特急ハウステンボスを簡単に紹介します。
区間:博多⇔ ハウステンボス駅間
特急ハウステンボス (HUIS TEN BOSCH) は、九州旅客鉄道(JR九州)が博多駅 – ハウステンボス駅間を鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・大村線経由で運行する特急列車である。
長崎県佐世保市針尾島に所在するテーマパークであるハウステンボスの開業に合わせ、アクセス列車として1992年3月25日に運転を開始した。運転開始に先立つ同年3月10日にハウステンボスの最寄り駅としてハウステンボス駅が開設され、同時に「ハウステンボス」を運行する目的で早岐駅 – ハウステンボス駅間の1区間のみ電化された。大村線に乗り入れる優等列車としては初の特急列車である。
特急ハウステンボス号の走行路線データ
特急ハウステンボス号はどの区間を走っているの?
運行線区
鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・大村線
特急ハウステンボス号主要区間料金表
特急ハウステンボス号 主要区間の運賃・料金(博多発着 大人・片道・通常期)
(特急ハウステンボス号普通車指定席)
区間 | 普通車自由席料金 | 普通車指定席料金 | グリーン車席料金 |
---|---|---|---|
博多駅⇔有田駅 | 3,050円 | 3,780円 | 4,550円 |
博多駅⇔ハウステンボス駅 | 3,970円 | 4,700円 | 6,970円 |
●特急「ハウステンボス」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。
●主要区間料金表は運賃と特急料金の総額を表示しています。
●主要区間早見表は運賃と特急料金をそれぞれ表示しています。
●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
●自由席は通年同額です。
特急ハウステンボス 停車駅(博多駅発着)
特急「ハウステンボス」の停車駅は、博多、二日市、鳥栖、新鳥栖、吉野ケ里公園(大半は通過)、佐賀、江北(旧・肥前山口)、武雄温泉、有田、早岐、ハウステンボス駅です。
駅番号 | 駅名 | 駅の読み方 | 停車駅 |
---|---|---|---|
博多駅 | はかた | ● | |
JB08 | 二日市駅 | ふつかいち | ▲ |
JH01 | 鳥栖駅 | とす | ● |
JH02 | 新鳥栖駅 | しんとす | ● |
JH05 | 吉野ケ里公園駅 | よしのがりこうえん | ▲ |
JH08 | 佐賀駅 | さが | ● |
江北(旧・肥前山口)駅 | こうほく | ● | |
武雄温泉駅 | たけおおんせん | ● | |
有田駅 | ありた | ● | |
早岐駅 | はいき | ● | |
ハウステンボス駅 | はうすてんぼす | ● |
●全列車停車、▲一部の列車が停車
特急ハウステンボス号を割引きっぷで安く乗る方法
特急ハウステンボス号の割引きっぷには、おもに以下のものがあります。
・九州ネットきっぷ、九州ネット早特3
・2枚きっぷ
・スーパー早特きっぷ
・JR九州の株主優待券
・学生割引
九州ネットきっぷ
九州ネットきっぷは、JR九州のインターネット予約サイト「JR九州列車予約サービス」で販売しているネット限定の割引きっぷです。駅の窓口では販売していません。
九州ネットきっぷは、利用日当日でも購入でき、片道から利用できます。
このほか、「九州ネット早特3」もあります。こちらは3日前までに購入しなければなりません。
いずれも普通車指定席用とグリーン車用があります。設定区間と座席数は限定です。
九州ネットきっぷ、九州ネット早特3の価格(普通車指定席・大人片道)
区間 | 九州ネットきっぷ | 九州ネット早特3 |
---|---|---|
博多駅⇔武雄温泉駅 | 2,200円 | – |
博多駅⇔早岐駅 | 2,350円 | – |
博多駅⇔ハウステンボス駅 | 2,570円 | – |
※他にも設定区間があります
九州ネットきっぷ、九州ネット早特3の価格(グリーン車・大人片道)
区間 | 九州ネットきっぷ | 九州ネット早特3 |
---|---|---|
博多駅⇔武雄温泉駅 | 3,400円 | – |
博多駅⇔早岐駅 | 5,050円 | – |
博多駅⇔ハウステンボス駅 | 5,270円 | – |
※他にも設定区間があります
2枚きっぷ
2枚きっぷは、2枚つづりの回数券です。乗車券と特急券がセットになっています。自由席用と指定席用があります。
指定席用と自由席用で設定区間が異なります。
2枚きっぷの価格
区間 | 価格 | 種別 |
---|---|---|
博多駅⇔ハウステンボス駅 | 5,140円 | 普通車指定席 |
※他にも設定区間があります。
JR九州株主優待割引券
JR九州の株主優待割引券(株主優待券)は、JR九州が株主向けに発行している割引券です。優待券1枚で、JR九州の全路線が1日乗り放題になります。特急に乗車する場合は別途特急券が必要です。
学生割引(学割)
学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。
「ハウステンボス」の場合、博多駅起点で佐世保、ハウステンボス間は適用範囲です。
特急ハウステンボス 駅券売機・窓口
JRの駅にある『みどりの窓口・みどりの券売機』
旅行会社の窓口
インターネット予約サイト(e5489)
インターネット予約サイトできっぷを購入する場合、きっぷの受け取り場所には注意が必要です。
【スマートEXで予約】
【e5489ログインして予約】
【e5489ログインせず予約】
特急ハウステンボス 空席状況
特急『ハウステンボス号』の最新空席状況は、JRサイバーステーションで確認(6時00分から23時50分まで)できます。座席単位の細かい空席状況まではわかりませんが、列車ごとの大まかな空席状況については確認できます。
特急ハウステンボス号のデータファイル
【登場時:1992年3月25日】
運転区間:博多~ハウステンボス 運転本数:3往復 使用車両:485系(RE)
【1993年3月18日改正】グリーン車設定列車が一部登場。
【1994年3月1日改正】車両塗装を変更。赤・青・黄・緑といった原色ブロックの組み合わせデザインに。グリーン車の設定終了。
【1995年4月20日改正】全列車4両固定編成に。
【1996年3月16日改正】定期列車8往復となり、エル特急化。
【2000年3月11日改正】783系に変更。全列車にグリーン車を設定。定期列車4往復に削減。不足は臨時列車が補完。
それまで使用していた485系車両は特急きりしま・特急ひゅうが用に。
【2003年3月15日改正】臨時列車のうち1往復を通年運行とし、平日は実質5往復運行に。
【2005年3月1日改正】車内販売を廃止。
【2007年3月18日改正】全車禁煙化。
【2008年7月】エル特急の解除。
【2011年3月12日改正】本数整理。定期:3往復、毎日運転の臨時:2往復、土曜・休日限定:3往復に。特急かもめ号との併結を終了(併結相手はみどり号のみに)。
【2015年3月14日改正】大村線内をワンマン運転化。
【2017年3月18日】ハウステンボスが開園25周年を迎えるのに合わせ、783系(ハウステンボス編成)リニューアル車営業運転開始。工事は2018年7月13日の運用復帰によってすべて完了。