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特急かいおう
787系

特急かいおう
基本情報
愛称 特急かいおう
形式 787系
区間 区間:博多⇔直方駅間
デビュー 2001年10月6日
最高速度 130km/h
使用路線 筑豊本線・篠栗線・鹿児島本線
関連サイト

直方方面

特急かいおうってどんな特急?どこからどこまで走っているの?

特急かいおうを簡単に紹介します。

区間:博多⇔直方駅間

特急かいおうは、九州旅客鉄道(JR九州)が直方駅 – 博多駅間を筑豊本線・篠栗線・鹿児島本線(通称・福北ゆたか線)経由で運行する特急列車(通勤特急)である。

2001年10月6日の福北ゆたか線電化開業と同時に運行を開始した。日本国有鉄道(国鉄)時代は筑豊本線に寝台特急「あかつき」などが運転されていたが、筑豊本線が当時全線非電化であったことや単線区間が存在するため、鹿児島本線経由の方が距離が長いにもかかわらず所要時間が短いこと、筑豊本線の乗客そのものが減少したことなどにより、筑豊本線経由の優等列車は国鉄分割民営化を待たず1985年までに廃止されていた。筑豊本線では16年ぶり、篠栗線では初の優等列車である。複数の都道府県を跨いで走らない列車であり、運行区間全てが福岡県内で完結する。

特急かいおう 列車名の由来
「かいおう」の列車名は、沿線の直方市出身で運転開始当時は現役の大相撲力士(大関)だった魁皇博之の四股名に由来している。

国鉄・JRグループでは存命中の人物(しかも運行開始時に現役で活動していた人物)の名前が列車名に採用されたのはほかに例がない

特急かいおう号の走行路線データ

特急かいおう号はどの区間を走っているの?

運行線区
筑豊本線・篠栗線・鹿児島本線

特急かいおう号主要区間料金表

特急かいおう号 主要区間の運賃・料金(博多発着 大人・片道・通常期)
(特急かいおう号普通車指定席)

区間 普通車自由席料金
博多駅⇔直方駅 1,160円
博多駅⇔新飯塚駅 1,260円
博多駅⇔飯塚駅 1,160円
博多駅⇔桂川駅 1,070円
博多駅⇔吉塚駅 670円

●特急「かいおう」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。
●主要区間料金表は運賃と特急料金の総額を表示しています。
●主要区間早見表は運賃と特急料金をそれぞれ表示しています。
●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
●自由席は通年同額です。

特急かいおう 停車駅(博多駅発着)

特急「かいおう」の停車駅は、博多、吉塚、桂川、飯塚、新飯塚、直方駅です。

駅番号 駅名 駅の読み方 停車駅
博多駅 はかた
JC01 吉塚駅 よしづか
JC11 桂川駅 けいせん
JC13 飯塚駅 いいづか
JC14 新飯塚駅 しんいいづか
JC19 直方駅 のおがた

●全列車停車、▲一部の列車が停車

特急かいおう 駅券売機・窓口

JRの駅にある『みどりの窓口・みどりの券売機』
旅行会社の窓口
インターネット予約サイト(e5489
インターネット予約サイトできっぷを購入する場合、きっぷの受け取り場所には注意が必要です。

スマートEXで予約
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特急かいおう 空席状況

特急『かいおう号』の最新空席状況は、JRサイバーステーションで確認(6時00分から23時50分まで)できます。座席単位の細かい空席状況まではわかりませんが、列車ごとの大まかな空席状況については確認できます。

特急かいおう号のデータファイル

【登場時:2001年10月6日(福北ゆたか線電化開業)】
 運転区間:博多~直方 運転本数:1往復  使用車両:787系4両編成
【2003年3月15日改正】6両編成化。
【2005年10月1日改正】787系4両編成で1往復増発⇒2往復に。
【2007年3月18日改正】デラックスグリーン席を設定。全車禁煙化。
【2011年3月12日改正】
 ・1号を土曜・休日運休にし、土曜・休日運転の5号を設定。変則的2往復に。4両編成を783系に変更。
【2022年3月13日改正】
 ・1往復に削減。ダイヤは1号は従来の3号を引き継ぎ、2号は従来の2・4号の中間となる。・使用車両を783系(「きらめき」との共通運用の4両編成)に統一

【2022年9月23日】
 ・9月23日:西九州新幹線開業によるダイヤ改正に伴い、787系6両編成に変更。783系の定期運用がなくなる。
【2022年12月3日】
 885系を使用した臨時列車(4・5号)を運転