五日市線
| 所在地 | 東京都 |
|---|---|
| 種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
| 起点 | 拝島駅 |
| 終点 | 武蔵五日市駅 |
| 駅数 | 7駅 |
| 経由路線 | |
| 電報略号 | イチセ |
| 路線記号 | JC |
| 開業 | 1925年4月21日 |
| 全通 | |
| 運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 所有者 | JR東日本旅客鉄道 |
| 車両基地 | 豊田車両センター |
| 運転指令所 | 東京総合指令室 |
| 使用車両 | E233系0番台 |
| 路線距離 | 11.1 km |
| 最高速度 | 85 km/h |
| 軌間 | 1067mm |
| 電気方式 | |
| 電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
| 保安装置 | ATS-P |
| 関連路線 |
五日市線(いつかいちせん)は、東京都昭島市の拝島駅からあきる野市の武蔵五日市駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。
東京地区の電車特定区間(E電)の路線の一つであり、青梅線と八高線が接続する拝島駅から西へ延び、東京都西部の昭島・福生・あきる野の各都市を結ぶ。一部列車は青梅線に直通し、立川駅まで乗り入れる。
かつては石灰石・セメントなどの貨物輸送が主体で、旅客輸送はあくまで付随的な扱いであったが、戦後は沿線の宅地開発の進行により、旅客輸送が主体に変わっている。貨物輸送は後述するが、現在の路線のほか、過去には武蔵五日市駅から拝島駅方面にあった三内信号扱所まで戻ってスイッチバックし、武蔵岩井駅に向かう岩井支線(正式には本線の末端区間)があったが廃線
【現在の車両】
E233系豊田車両センター所属
【過去の車両】
キハ10系
キハ20系
50系・31系・30系
クモハ40・72系
101系
103系
201系
JR五日市線路線データ
管轄(事業種別):
東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
閉塞方式:自動閉塞式
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:全線(直流1,500 V・架空電車線方式)
最高速度:85 km/h
運転指令所:東京総合指令室
列車運行管理システム:東京圏輸送管理システム(ATOS)
大都市近郊区間:全線(東京近郊区間)
電車特定区間:全線
IC乗車カード対応区間:全線(Suica首都圏エリア)
JR五日市線路線歴史
五日市線は浅野財閥の私鉄五日市鉄道が建設したものである。1930年に立川駅 – 拝島駅 – 武蔵五日市駅 – 武蔵岩井駅間が全通し、立川駅 – 拝島駅間は青梅電気鉄道(現在の青梅線)とは別の遠回り(南側)のルートで並行していた。1940年に同じく浅野財閥の私鉄南武鉄道に合併され、同社の五日市線となったが、1944年に南武鉄道が戦時買収により国有化され、本路線も運輸通信省(旧・鉄道省])の五日市線となった。その際、青梅線と並行し遠回りとなっていた立川駅 – 拝島駅間は不要不急線として休止され、戦後復活することはなかった
ただし、立川駅 – 武蔵上ノ原駅と、旧・南武鉄道の武蔵上ノ原駅 – 西立川駅間の線路は現在も南武線・中央本線下り線(立川駅南側)との連絡線(青梅短絡線)として利用されている。その他の廃線跡については一部宅地化されているが、昭島市内の「五鉄通り」や新奥多摩街道の一部のように道路として転用された区間もある。
1925年(大正14年)4月21日:五日市鉄道が拝島仮停車場 – 五日市駅間(6.6M≒10.62 km)が開業。拝島仮停車場・東秋留駅・西秋留駅・増戸駅・五日市駅が開業
1925年(大正14年)5月15日:拝島駅 – 拝島仮停車場間(0.3M≒0.48 km)が延伸開業し青梅電気鉄道の既設駅に乗入れ。拝島仮停車場が廃止
1925年(大正14年)5月16日:増戸駅が武蔵増戸駅に改称
1925年(大正14年)6月1日:五日市駅が武蔵五日市駅に改称
1925年(大正14年)9月20日:武蔵五日市駅 – 武蔵岩井駅間(1.7M≒2.74 km)が延伸開業。大久野駅・武蔵岩井駅が開業
1926年(大正15年)7月1日:貨物駅として多摩川駅(後の武蔵多摩川駅)が開業
1930年(昭和5年)4月1日:営業距離がマイル表記からメートル表記に変更。(8.6M→13.9 km)
1930年(昭和5年)4月4日:病院前停留場の新設が認可
1930年(昭和5年)7月13日:立川駅 – 拝島駅間 (8.1 km) が延伸開業。武蔵上ノ原駅・郷地駅・武蔵福島停留場・南中神駅・宮沢停留場・大神停留場・武蔵田中停留場・南拝島駅が開業
1931年(昭和6年)5月28日:熊川停留場が開業
1931年(昭和6年)5月29日:武蔵田中停留場の駅への変更が認可
1931年(昭和6年)10月30日:熊川停留場の駅への変更が認可
1931年(昭和6年)12月8日:貨物支線 武蔵田中駅 – 拝島多摩川駅間 (1.6 km) が開業。貨物駅として拝島多摩川駅が開業。多摩川駅が武蔵多摩川駅に改称
1940年(昭和15年)10月3日:南武鉄道と合併し、同社五日市線となる。武蔵多摩川駅が廃止
1943年(昭和18年)10月:南武鉄道、青梅電気鉄道、奥多摩電気鉄道の合併契約締結
1944年(昭和19年)4月1日:買収・国有化され、五日市線となる。停留場が駅に変更。病院前停留場が武蔵引田駅に改称。武蔵上ノ原駅・宮沢停留場・武蔵田中駅が廃止。貨物支線(武蔵田中 – 拝島多摩川間)の起点が南拝島駅に変更 (+1.4 km)。武蔵五日市駅 – 武蔵岩井駅間で改キロ (-0.1 km)
1944年(昭和19年)10月11日:本線 立川駅 – 拝島駅間 (8.1 km)、貨物支線 南拝島駅 – 拝島多摩川駅間 (3.0 km) が休止(実質廃止)。郷地駅・武蔵福島駅・南中神駅・大神駅・南拝島駅・拝島多摩川駅が休止
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足し、承継
1957年(昭和32年)5月19日:気動車を導入
1961年(昭和36年)4月17日:全線(拝島駅 – 武蔵岩井駅間)を電化(直流1,500 V)。これまで八高線と共通運用であった八王子機関区の気動車や蒸気機関車牽引で旧型客車を使用していた列車を全列車青梅電車区所属の電車に置き換え
1971年(昭和46年)2月1日:全線に列車集中制御装置 (CTC) と自動進路制御装置(ARC)を導入。本線 大久野駅 – 武蔵岩井駅間 (0.6 km) が廃止。武蔵岩井駅が廃止。武蔵五日市駅 – 大久野駅間の旅客営業が廃止され、貨物支線になる。中央線東京駅への直通電車を新設。さらに東秋留駅・西秋留駅(現・秋留)・武蔵増戸駅の手荷物営業の廃止と東秋留駅・武蔵引田駅を業務委託駅とした
1978年(昭和53年)3月29日:旧型国電車両が引退し、101系に置き換えられる
1982年(昭和57年)11月15日:貨物支線 武蔵五日市駅 – 大久野駅間 (2.1 km) が廃止。大久野駅が廃止。立川駅 – 武蔵五日市駅間の貨物営業廃止
1987年(昭和62年)3月31日:西秋留駅が秋川駅に改称
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道が承継
1996年(平成8年)7月6日:武蔵五日市駅が高架化
1998年(平成10年)4月1日:東日本旅客鉄道八王子支社の発足により、全線の管轄がこれまでの東京地域本社(後の東京支社、首都圏本部)から八王子支社に移される
2000年(平成12年)12月2日:ダイヤ改正に伴い、全列車6両化
2007年(平成19年)3月18日:中央線直通の201系がE233系に置き換えられる
2008年(平成20年)3月15日:E233系使用列車でドアの半自動扱いを通年で開始
2017年(平成29年)2月12日:東京圏輸送管理システム (ATOS) 導入に伴い、運転指令所が拝島CTCセンターから東京総合指令室に変更される
2020年(令和2年)4月9日:車内換気向上のため、E233系使用列車で12年ぶりにドアの自動扱いを開始
2022年(令和4年)3月12日:ダイヤ改正により、「ホリデー快速あきがわ」を除いて立川以遠の中央線との直通列車設定がなくなる
2023年(令和5年)3月12日:「ホリデー快速あきがわ」がこの日限りで運転終了。これにより中央線との直通運転が終了した
2026年(令和8年)7月1日:支社制から事業本部制への再編に伴い、八王子支社の管轄から八王子事業本部の管轄に変更
JR五日市線路線図車輛停車駅名って?
JR五日市線ってどこからどこまでなの?という疑問に路線図でお答えします。
東京都昭島市の拝島駅から東京都あきる野市の武蔵五日市駅となっている。
五日市線所属駅に限定する場合、青梅線所属の拝島駅が除外され、6駅となる
JR五日市線の普通停車駅
五日市線「各駅停車」の停車駅は、拝島駅、熊川駅、東秋留駅、秋川駅、武蔵引田駅、武蔵増戸駅、武蔵五日市駅です
| 駅番号 | 駅名 | 駅の読み方 | 停車駅 | 乗り換え |
|---|---|---|---|---|
| JC55 | 拝島駅 | はいじま | ● | 青梅線 八高線(八王子~高麗川) 西武拝島線 |
| JC81 | 熊川駅 | くまがわ | ● | |
| JC82 | 東秋留駅 | ひがしあきる | ● | |
| JC83 | 秋川駅 | あきがわ | ● | |
| JC84 | 武蔵引田駅 | むさしひきだ | ● | |
| JC85 | 武蔵増戸駅 | むさしますこ | ● | |
| JC86 | 武蔵五日市駅 | むさしいつかいち | ● |
