日本の鉄道技術を後世に

language

特急あかぎ
E257系

特急あかぎ
基本情報
愛称 特急あかぎ
形式 E257系
区間 上野⇔長野原草津口
デビュー 2014年3月
最高速度 120km/h
運行区間 高崎線、両毛線、上越線、吾妻線など

草津温泉方面

特急あかぎってどんな特急?どこからどこまで走っているの?

特急あかぎを簡単に紹介します。

区間:上野⇔長野原草津口

特急あかぎの車両はE257系で、房総特急「わかしお」「さざなみ」「しおさい」等で活躍していた車両を改造し、特急「草津・四万」「あかぎ」としてリニューアルしました。

1号車、5号車には荷物置き場を設置しており、大きな荷物を置くことができます。全車の座席窓側にはコンセントを設置しています。なお、電源コンセントを設置していない車両で運転する場合もあります。

特急あかぎは1950年に、上野駅 – 桐生駅・小山駅間を東北本線・高崎線・両毛線経由で運行する快速列車として運転を開始。
1982年11月15日に上越新幹線開業に伴うダイヤ改正で特急(新特急)へ格上げされた。

特急あかぎの号主要区間料金表(上野駅発着)

「あかぎ」主要区間の運賃・料金(上野駅発着・大人・片道・通常期)

区間 普通車指定席料金
上野⇔熊谷駅 2,190円
上野⇔深谷駅 2,360円
上野⇔高崎駅 3,560円

●特急「あかぎ」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。

●主要区間料金表は運賃と特急料金の総額を表示しています。

●主要区間早見表は運賃と特急料金をそれぞれ表示しています。

●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。

あかぎ号停車駅(高崎駅発着)

特急「あかぎ」の停車駅は、上野、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川、北本、鴻巣、熊谷、深谷、本庄、新町、高崎駅です。

駅名 停車駅
高崎駅
新町駅
本庄駅
深谷駅
熊谷駅
鴻巣駅
北本駅
桶川駅
上尾駅
大宮駅
池袋駅
新宿駅

●全列車停車、▲一部の列車が停車

あかぎ号停車駅(新宿駅発着)

特急「あかぎ」の停車駅は、上野、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川、北本、鴻巣、熊谷、深谷、本庄、新町、高崎駅です。

駅名 停車駅
高崎駅
新町駅
本庄駅
深谷駅
熊谷駅
鴻巣駅
北本駅
桶川駅
上尾駅
大宮駅
浦和駅
赤羽駅
上野駅

●全列車停車、▲一部の列車が停車

特急あかぎ号を割引きっぷで安く乗る方法

・えきねっとトクだ値

・在来線チケットレス特急券

・JR東日本の株主優待割引券

・学生割引

特急あかぎ号 えきねっとトクだ値

えきねっとトクだ値は、JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」(会員登録無料)の会員向けに設定されている特急列車の割引きっぷです。

特急「あかぎ」号で販売されているのは、チケットレス乗車の特急券で、割引率は35%です。ただし、乗車券は別途購入しなければなりません。Suicaなど交通系ICカードと組み合わせることができます。

えきねっと「トクだ値」は、列車・席数限定です。そのため、一般発売の指定席に空席があっても、「トクだ値」で予約できないこともあります。
特に年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は、座席数が限られますので、お早めにお申し込みください。

特急あかぎ 在来線チケットレス特急券

在来線チケットレス特急券は、「草津・四万」の特急券・乗車券をえきねっとで購入し、スマートフォンなどを使ってチケットレスで乗車するサービスです。「チケットレス割引」として、一律100円割引になります。

JR東日本の株主優待割引券(株主優待券)は、JR東日本が株主向けに発行している割引券です。駅の窓口できっぷを購入する際に、株主優待割引券1枚を提出すると、運賃・料金がそれぞれ2割引になります。株主優待割引券は2枚まで同時利用可能で、2枚の利用なら4割引となります。

特急あかぎ 学生割引(学割)

学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。

学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。

特急 あかぎの場合、上野・新宿〜高崎や上野・新宿〜前橋など営業キロが101キロを超えている区間が割引の対象です。
上野・新宿〜熊谷など営業キロが101キロ未満の区間は割引の対象にはならないので注意が必要です。

特急あかぎ号のデータファイル

【登場前:1950年10月】快速列車として登場

【1960年3月10日改正】不定期の準急あかぎとなる。80系を使用

【1961年】定期列車化。

【1966年】急行列車化。2往復に。

【1967年】下り4本・上り2本に

【1968年】165系を投入

【1982年11月15日】特急あかぎ登場。使用車両:185系

【1985年3月14日】「新特急あかぎ」となる。急行「はるな」を吸収。

【1989年3月11日】桐生発廃止。すべて上野~前橋となる。

【1994年12月3日】新特急ウィークエンドあかぎ登場(新特急あかぎ21・22号の改称)

【1995年12月1日】185系新前橋車リニューアル。同車はヘッドマークのデザインも変更。

【1997年10月1日】平日運転「新特急さわやかあかぎ」と休日運転「新特急ウィークエンドあかぎ」が新宿行き設定。同時に新前橋車のHMデザインを再変更。同時に「L特急」ではなくなる。

【2002年12月1日】新特急の種別を廃止。ホームタウン高崎・さわやかあかぎを吸収。

【2007年3月18日】全車両禁煙化。

【2010年12月4日】ウィークエンドあかぎ廃止。

【2013年11月18日】指定席特急料金は通年化。えきねっとチケットレスサービス開始。

2014年3月15日】651系を投入開始。

【2016年3月26日】651系に統一。土日運転の上り1本を除き新宿発着列車消滅。

【2017年3月4日】新前橋発1本廃止、熊谷発スワローあかぎ1本新設。これまでで最短区間(61.1km)。

【2021年3月13日】 高崎~前橋間廃止。

【2022年3月12日】特急あかぎ史上最短距離だった熊谷発着を延長し、本庄発着とする。

また、設定を早朝寄りにシフトして通勤利便性向上。

【2023年3月18日】特急あかぎ号に統一。E257系に総入れ替え。(3/12で651系あかぎ終了)

その他の特急