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美祢線の路線図・停車駅(歴史)




キハ120
美祢線基本情報
所在地 山口県
種類 普通鉄道(在来線・幹線)
起点 厚狭駅
終点 長門市駅
駅数 12駅
経由路線
電報略号 ミネセ
路線記号
開業 1905年9月13日
最終延伸 1924年3月23日
一部廃止 1997年4月1日(南大嶺 – 大嶺間)
運営者 西日本旅客鉄道
所有者 西日本旅客鉄道
車両基地 下関総合車両所新山口支所
運転指令所 中国総合指令所広島指令所
使用車両 キハ120形
路線距離 46.0 km
最高速度 85 km/h
軌間 1067mm
電化方式 全線非電化
保安装置 ATS-SW
関連路線

美祢線(みねせん)は、山口県山陽小野田市の厚狭駅から山口県長門市の長門市駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である。

山口県を南北に貫く地域輸送路線であり、沿線には秋吉台・秋芳洞への玄関口美祢市や海上アルプスと呼ばれる青海島がある長門市などを控えている。かつては石灰石などの貨物輸送が多かったため、運賃設定上は幹線に指定された。

2027年3月31日をもって廃止

【美祢線現在の車両】
キハ120形
キハ40系 – 奇数月の第3木曜日のみ1往復運転されている
※2023年時点での確認

【美祢線過去の車両】

蒸気機関車 – 1972年2月末で無煙化
3300形(厚狭機関庫所属)
8550形(厚狭機関庫所属)
8620形(正明市機関庫所属)
9600形(正明市機関庫所属)
D51形(厚狭機関区所属)
C58形(正明市機関区所属)

ディーゼル機関車
DD51形(主に貨物列車用)
DE10形
DE11形

気動車
キハ17形
キハ23形
キハ30形
キハ58系(急行「あきよし」「さんべ」)

貨車
タキ1100形

JR美祢線路線データ

管轄(事業種別):
西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者):
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:自動閉塞式(特殊)
最高速度:85km/h
運転指令所:中国総合指令所広島指令所




JR美祢線路線歴史

厚狭駅 – 南大嶺駅 – 大嶺駅間は、大嶺炭田から産出される石炭を運ぶために山陽鉄道が1905年(明治38年)に開業させた。背景には日露戦争の開戦に伴い、徳山市にあった海軍燃料廠へ石炭を運ぶ必要が生じ、海軍大臣山本権兵衛が山陽鉄道に建設を命じたものであった。突貫工事により1年間で鉄道は完成したが、完成前に戦争は終わっていた。翌年国有化され大嶺線となった。

南大嶺駅 – 重安駅間は、美祢軽便鉄道により1916年(大正5年)に開業した。1920年(大正9年)に国有化され美禰軽便線となり、1922年(大正11年)に美禰線となった。

重安駅 – 長門市駅間は、国鉄線として延伸された区間である。正明市(現在の長門市)駅までは1924年に開通した。その後、美禰線として東は宇田郷駅、西は阿川駅、北は仙崎駅まで延伸されるが、1933年(昭和8年)に正明市駅から先は山陰本線に編入された。なお、美祢線の表記となったのは1963年(昭和38年)のことである

【山陽鉄道→大嶺線】
1905年(明治38年)9月13日:山陽鉄道 厚狭駅 – 大嶺駅間(12.2M≒19.63km)が開業厚保駅・四郎ケ原駅・伊佐駅(現在の南大嶺駅)・大嶺駅が開業
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化
1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定。厚狭駅 – 大嶺駅間を大嶺線とする
1921年(大正10年)2月10日:湯ノ峠駅が開業

【美祢軽便鉄道→美禰線】
1914年(大正3年)1月29日:鉄道免許状下付(美禰郡大嶺村大字大嶺北分-同郡同村大字大嶺西分間)
1916年(大正5年)9月15日:美祢軽便鉄道 伊佐駅 – 重安駅間(3.4M≒5.47km)が開業。吉則停留場(現在の美祢駅)・上領停留場・重安駅が開業
1920年(大正9年)6月1日:美祢軽便鉄道が国有化され、美禰軽便線となる。吉則停留場を吉則駅に格上げ。上領停留場が廃止。機関車2両、客車2両、貨車2両を引継ぐ
1920年(大正9年)10月30日:重安駅 – 於福駅間(3.0M≒4.83km)が延伸開業。於福駅が開業
1922年(大正11年)9月2日:美禰線に改称
1924年(大正13年)3月23日:於福駅 – 正明市駅間(11.7M≒18.83km)が延伸開業し全通。大嶺線が美禰線と新規開業区間を編入し美禰線に改称。渋木駅・長門湯本駅・板持駅・正明市駅(現在の長門市駅)開業
1924年(大正13年)11月3日:正明市駅 – 長門三隅駅間が延伸開業
1925年(大正14年)4月3日:長門三隅駅 – 萩駅間が延伸開業
1925年(大正14年)11月1日:萩駅 – 東萩駅間が延伸開業
1928年(昭和3年)12月9日:支線 正明市駅 – 黄波戸駅間が開業
1929年(昭和4年)4月24日:東萩駅 – 奈古駅間が延伸開業
1929年(昭和4年)10月13日:支線 黄波戸駅 – 長門古市駅間が延伸開業
1930年(昭和5年)4月1日:営業距離の単位をマイルからメートルに変更(厚狭駅 – 正明市駅間 28.6M→46.0km、伊佐駅 – 大嶺駅間 1.7M→2.8km)
1930年(昭和5年)5月15日:貨物支線 正明市駅 – 仙崎駅間が開業
1930年(昭和5年)12月7日:支線 長門古市駅 – 阿川駅間が延伸開業
1931年(昭和6年)11月15日:奈古駅 – 宇田郷駅間が延伸開業
1933年(昭和8年)2月24日:山陰本線全通に伴い、本線 正明市駅 – 宇田郷駅間、支線 正明市駅 – 阿川駅間、貨物支線 正明市駅 – 仙崎駅間を山陰本線に編入
1949年(昭和24年)1月1日:伊佐駅が南大嶺駅に改称
1958年(昭和33年)7月25日:板持駅が開業
1960年(昭和35年)9月10日:朝の上りと夕方の下りの1往復、および大嶺支線を除き、旅客列車を気動車化
1962年(昭和37年)11月1日:正明市駅が長門市駅に改称
1963年(昭和38年)10月1日:美祢線に改称。吉則駅が美祢駅に改称。湯ノ峠駅 – 厚保駅間に松ヶ瀬信号場が開設
1969年(昭和44年)3月29日:厚狭駅 – 湯ノ峠駅間に鴨ノ庄信号場が開設
1973年(昭和48年)2月19日:蒸気機関車による厚狭 – 宇部間のピストン運転終了
1974年(昭和49年)12月20日:全線に列車集中制御装置(CTC)を導入
1984年(昭和59年)2月1日:南大嶺駅 – 大嶺駅間の貨物営業が廃止(大嶺駅の貨物営業は同年1月1日に廃止済み)
1985年 3月14日: ダイヤ改正により美祢線を経由する急行列車がなくなる
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継。日本貨物鉄道が厚狭駅 – 重安駅間の第二種鉄道事業者となる。重安駅 – 長門市駅間の貨物営業廃止
1988年(昭和63年)3月13日:南大嶺駅 – 大嶺駅間でワンマン運転開始
1989年(平成元年)10月2日:厚狭駅 – 長門市駅間でワンマン運転開始
1991年(平成3年)4月1日:長門鉄道部発足に伴い、広島支社直轄から長門鉄道部管轄に変更
1993年(平成5年)12月1日:キハ120形が運用開始
1997年(平成9年)3月22日:松ヶ瀬信号場が廃止
1997年(平成9年)4月1日:南大嶺駅 – 大嶺駅間 (2.8 km) の運輸営業を廃止。大嶺駅が廃止
2009年(平成21年)10月18日:重安駅 – 宇部線宇部岬駅間の石灰石貨物列車がこの日を最後に廃止
2010年(平成22年)7月15日:大雨で橋梁や路盤が流失し、全線が不通になる
2011年(平成23年)9月26日:全線で営業運転再開
2014年(平成26年)4月1日:日本貨物鉄道の第二種鉄道事業(厚狭駅 – 重安駅間 22.3km)が廃止される
2022年(令和4年)4月11日:JR西日本から『ローカル線に関する課題認識と情報開示について』発表。営業成績が公開され、美祢線は全線が「輸送密度(平均通過人員)2,000人/日未満」の線区とされる
2022年(令和4年)4月28日:JR西日本が沿線自治体(山陽小野田市・美祢市・長門市)と山口県、JR西日本からなる「JR美祢線利用促進協議会」において、今後の路線の在り方に関する協議を要請
2023年(令和5年)7月1日:大雨により四郎ケ原駅 – 南大嶺駅間で厚狭川をまたぐ橋梁が流失し、周囲の少なくとも三箇所でバラストが流出、全線が不通となる
2023年(令和5年)7月4日:湯ノ峠駅をのぞく全線において代行バスの運行、及び厚狭駅 – 湯ノ峠駅間における代行タクシーの運行が開始
2024年10月1日:「復旧後の利便性向上に向けた調査・実証事業」の一環として、2025年3月21日まで代行バスに快速便5往復(美祢以南のみ運転や土休日運転・運休のものを含む)を増発
2024年12月1日:上記実証事業で増発している快速便について、停留所増設と所要時間短縮を実施。増設停留所は快速便のみ停車で、うち一部は快速便のみ経由のルート上に設置
2025年1月23日:上記実証事業で増便中の快速バスについて、沿線自治体が実証実験期間終了後の継続を要望。これに対しJRは「いったん(実験を)全うすることが考え方の基本」として、継続を行う考えがないことを表明
2025年4月7日:上記実証事業終了後の公共交通の利用者維持を目的として、この日から当分の間、代行バスに朝の美祢駅 – 厚狭駅間の1往復を増便(土休日と沿線高校の長期休暇期間は運休)。両駅間ノンストップ
2025年7月16日:沿線3市と県、JR西日本で開かれた利用促進協議会で、鉄道での復旧は断念し、バス高速輸送システム(BRT)で復旧する方向で検討を進めることで意見が一致
2026年3月30日: 美祢線のBRTでの復旧に向けて設置された法定協議会「美祢線沿線地域公共交通協議会」で、美祢線BRTでは専用道を設けず、通常のバスと同様に一般道のみ走行する方針を決定
2026年4月1日: 代行バス・タクシーの時刻改正。再び厚狭 – 長門市間の快速バス(一部は区間快速)が設定された他、一部のみ停車する停留所の新設などが行われた
2026年4月27日: 4月1日に改正された代行タクシーの時刻が、この日まで現地で誤って掲載されており、代行タクシーもその誤った時刻で運転されていたことが、利用者の指摘で発覚

JR美祢線路線図車輛停車駅名って?

JR美祢線(みねせん)ってどこからどこまでなの?という疑問に路線図でお答えします。

美祢線(みねせん)は、山口県山陽小野田市の厚狭駅から山口県長門市の長門市駅を結ぶ、西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である

JR美祢線の停車駅

美祢線の停車駅は、厚狭駅、湯ノ峠駅、厚保駅、四郎ケ原駅、南大嶺駅、美祢駅、重安駅、於福駅、渋木駅、長門湯本駅、板持駅、長門市駅です

美祢線所属駅に限定した場合、山陽本線所属の厚狭駅および、山陰本線所属の長門市駅が除外され、10駅となる




駅番号 駅名 駅の読み方 停車駅 乗り換え
厚狭駅 あさ ● 山陽新幹線
山陽本線(岩国~門司)
湯ノ峠駅 ゆのとう ●
厚保駅 あつ ●
四郎ケ原駅 しろうがはら ●
南大嶺駅 みなみおおみね ●
美祢駅 みね ●
重安駅 しげやす ●
於福駅 おふく ●
渋木駅 しぶき ●
長門湯本駅 ながとゆもと ●
板持駅 いたもち ●
長門市駅 ながとし ● 山陰本線(益田~下関)