JR東海383系電車
| 形式 | 383系 |
|---|---|
| デビュー | 1995年4月29日 |
| 最高速度 | 130km/h |
| 運行区間 | 名古屋駅⇔長野駅 |
| 使用路線 | JR東海:中央本線 JR東日本:篠ノ井線・信越本線 |
| 関連サイト |
383系電車(383けいでんしゃ)は、1994年(平成6年)に登場した東海旅客鉄道(JR東海)の振子式特急形車両である
1973年(昭和48年)から特急「しなの」で使用されており陳腐化していた381系を置き換える目的で開発された。曲線通過時の車体傾斜にコンピュータ制御を採り入れた制御付自然振子方式を採用し、自然振子方式の381系に比べ曲線通過性能や乗り心地を改善させた。
1994年(平成6年)8月に量産先行車(A1編成)が落成し、各種試験走行を経て1995年(平成7年)4月29日に臨時「しなの」91・92号で営業運転を開始した。量産車は1996年(平成8年)6月より製造され、同年12月1日のダイヤ改正で「しなの」の定期列車を全て置き換えた
383系の車体はステンレス製の軽量構体を採用し、運転台を含む前頭部のみ普通鋼製である。外部塗色はキハ85系のイメージを踏襲し、ステンレス地肌の無塗装で、車体側面中位にピンストライプ様の意匠としたブラウンの帯を、正面および客室窓直下の車体全周にオレンジ色の帯を配する。客室窓および正面窓枠周囲は黒色である。客用扉は、主に自由席として使用する車両には片側2か所、他の車両は片側1か所に設ける。車体断面は客窓部分のみが垂直で、屋根肩と窓下裾部を車体傾斜に備えて大きく絞っている。
輸送状況の変化に応じ複数の編成を併結・切り離しする運用方をとるため、中間に連結する必要のある運転台付車両の前頭部には貫通路が設けられ、貫通扉として両開き式のプラグドアを備える。基本編成の長野方先頭に連結される運転台付グリーン車クロ383形(基本番台)のみは貫通扉を設けず、先頭部には前面展望に配慮したパノラマ様式のフロントガラスを設ける
383系現在の定期列車
特急しなの(名古屋駅 – 長野駅間)
「ホームライナー瑞浪」(名古屋駅 – 瑞浪駅間)
2026年(令和8年)4月1日現在、神領車両区に6両編成×9本、4両編成×3本、2両編成×5本の計76両が配置されている
2026年(令和8年)3月14日現在、以下の列車で使用されている。
383系3両編成表
神領車両区
←熱海方面 名古屋方面→
| 号車 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 |
| A101編成 | クロ383-101 | モハ383-10 | サハ383-110 | クモハ383-10 |
| A102編成 | クロ383-102 | モハ383-11 | サハ383-111 | クモハ383-11 |
| A103編成 | クロ383-103 | モハ383-12 | サハ383-112 | クモハ383-12 |
383系6両編成表
神領車両区
←長野方面 名古屋方面→
| 号車 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 |
| A1編成 | クロ383-1 | モハ383-1 | サハ383-1 | モハ383-101 | サハ383-101 | クモハ383-1 |
| A2編成 | クロ383-2 | モハ383-2 | サハ383-2 | モハ383-102 | サハ383-102 | クモハ383-2 |
| A3編成 | クロ383-3 | モハ383-3 | サハ383-3 | モハ383-103 | サハ383-103 | クモハ383-3 |
| A4編成 | クロ383-4 | モハ383-4 | サハ383-4 | モハ383-104 | サハ383-104 | クモハ383-4 |
| A5編成 | クロ383-5 | モハ383-5 | サハ383-5 | モハ383-105 | サハ383-105 | クモハ383-5 |
| A6編成 | クロ383-6 | モハ383-6 | サハ383-6 | モハ383-106 | サハ383-106 | クモハ383-6 |
| A7編成 | クロ383-7 | モハ383-7 | サハ383-7 | モハ383-107 | サハ383-107 | クモハ383-7 |
| A8編成 | クロ383-8 | モハ383-8 | サハ383-8 | モハ383-108 | サハ383-108 | クモハ383-8 |
| A9編成 | クロ383-9 | モハ383-9 | サハ383-9 | モハ383-109 | サハ383-109 | クモハ383-9 |
383系2両編成表
神領車両区
←長野方面 名古屋方面→
| 号車 | 1号車 | 2号車 |
| A201編成 | クハ383-1 | クモハ383-13 |
| A202編成 | クハ383-2 | クモハ383-14 |
| A203編成 | クハ383-3 | クモハ383-15 |
| A204編成 | クハ383-4 | クモハ383-16 |
| A205編成 | クハ383-5 | クモハ383-17 |
JR東海383系電車基本情報
| 383系 | |
|---|---|
| 383系基本編成 | |
| 基本情報 | |
| 走行区間 | JR東日本:篠ノ井線・信越本線 |
| 運用者 | 東海旅客鉄道 |
| 製造所 |
日本車輌製造 川崎重工業 日立製作所 |
| 導入年 | 1994年 – 1996年 |
| 運用開始 | 1995年4月29日 |
| 投入先 | JR東日本:篠ノ井線・信越本線 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 6両(3M3T) 4両(2M2T) 2両(1M1T) |
| 軌間 | 1,067mm(狭軌) |
| 電気方式 | 直流 1,500 V(架空電車線方式) |
| 最高運転速度 | 130 km/h(曲線通過+35 km/h) |
| 設計最高速度 | |
| 起動加速度 | 2.1 km/h/s |
| 減速度(常用) | 非増圧:3.8 km/h/s 増圧時:5.1 km/h/s |
| 全長(最大寸法) (長・幅・高) |
全長 非貫通先頭車:22,215 mm 貫通先頭車:21,450 mm 中間車:21,300 mm 車体長 非貫通先頭車:21,915 mm 貫通先頭車:21,000 mm 中間車:20,800 mm 全幅 2,879 mm 車体幅 2,852 mm 全高 空調上面:3,725 mm パンタ折り畳み:3,850 mm 屋根高さ 3,370 mm 非貫通先頭部:3,444 mm 貫通先頭部:3,440 mm 床面高さ 1,120 mm 台車中心間距離 14,400 mm |
| 車体 | ステンレス (前頭部のみ普通鋼) |
| 台車 |
自己操舵機能付き制御振子ボルスタレス台車(ヨーダンパ付) 量産先行車:C-DT61A・C-TR245A 量産車:C-DT61A・C-TR245A |
| 主電動機 | C-MT65形 |
| 主電動機出力 | 155 kW |
| 駆動方式 | 量産先行車:WN駆動方式 量産車:TD平行カルダン駆動方式 |
| 歯車比 | 5.57(14:78) |
| 制御方式 | GTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御 |
| 制御装置 | C-SC35形 |
| 制動装置 | 回生・発電併用電気指令式ブレーキ(抑速ブレーキ付き) |
| 保安装置 | ATS-ST・ATS-PT |