323系

形式 | 323系 |
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デビュー | 2016年12月24日 |
最高速度 | 100km/h |
運行区間 | |
使用路線 | 大阪環状線・桜島線 |
関連サイト | JR大阪環状線 |
JR西日本323系電車(323けいでんしゃ)は、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の直流通勤形電車である
2013年(平成25年)12月24日にJR西日本が発表した『大阪環状線改造プロジェクト』の重点施策のひとつである「車両新製」の一環として大阪環状線・桜島線向けに導入され、国鉄型の4ドア通勤形である103系と201系を置き換えた。2014年(平成26年)5月の一部報道では、大阪環状線の車両が国鉄から引き継いだ4ドア通勤形(103系・201系)とJR移行後に新製された3ドア近郊形(221系・223系・225系)が混在していることから、整列乗車を促進し混雑を緩和するために、新型車両を3ドア通勤形車両として4ドア車を置き換える方向で検討を行っているとしていた。
なお、新型車両の導入に先立ち、2014年(平成26年)2月17日から21日までの朝通勤時間帯に221系・223系・225系が大阪環状線とJRゆめ咲線の線内運用に就いていた。この時点ではJR西日本からの公式見解はなかったが、2014年(平成26年)12月8日付けのニュースリリースでドア数は3つとなることが公表された。
車両製造は近畿車輛と川崎重工業が担当し、近畿車輛は2016年(平成28年)度から納入し、川崎重工業は2017年(平成29年)度から納入している。2016年(平成28年)6月24日に近畿車輛で第1編成(クモハ322-1+モハ323-502+モハ322-4+モハ322-3+モハ323-501+モハ322-2+モハ322-1+クモハ323-1)が落成し、報道陣に公開された。
第1編成が配置された吹田総合車両所森ノ宮支所において、2016年(平成28年)12月3日に1,000名限定で一般公開が実施された。
323系 運用
323系 運用
323系 8連
森ノ宮支所 21M~36M
323系 8連 (主に桜島線(ゆめ咲線)運用)
JR西日本323系電車基本情報
323系 | |
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JR西日本323系電車基本編成 | |
基本情報 | |
走行区間 | |
製造所 |
川崎重工業車両カンパニー 近畿車輛 |
運用者 | 西日本旅客鉄道 |
製造年 | 2016年 – 2019年 |
運用開始 | 2016年12月24日 |
投入先 |
JR大阪環状線 桜島線 |
主要諸元 | |
編成 | 8両編成 |
軌間 | 1,067mm(狭軌) |
電気方式 | 直流 1,500 V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | 100 km/h |
起動加速度 | 2.8km/h/s |
減速度(常用) | 3.9 km/h/s |
編成定員 | 1,197名 |
全長(最大寸法) (長・幅・高) |
全長 20,000 mm
車体長 |
車体 | ステンレス(川重:efACE) (前頭部のみ普通鋼) |
台車 |
軽量ボルスタレス軸梁式台車(ヨーダンパ準備) 動力台車:WDT63C 付随台車:WTR246H・WTR246I |
主電動機 | 全閉式かご形三相誘導電動機(WMT107) |
主電動機出力 | 220 kW |
駆動方式 | WNドライブ |
歯車比 | 1:6.53 |
制御方式 | フルSiC-MOSFET素子VVVFインバータ(静止形インバータ一体型) |
制御装置 | WPC16 (1C2M) |
制動装置 | 電気指令式(直通予備・回生〔純電気式〕・抑速・耐雪・駐車ブレーキ付き) |
保安装置 |
ATS-SW,ATS-P 列車防護無線装置 EB-N(デッドマン装置)・TE装置 車両異常挙動検知システム |