大船渡線の路線図・停車駅
| 所在地 | 岩手県、宮城県 |
|---|---|
| 種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) |
| 起点 | 一ノ関駅 |
| 終点 | 気仙沼駅 |
| 駅数 | 14駅 |
| 経由路線 | |
| 電報略号 | オフセ |
| 路線記号 | |
| 開業 | 1925年7月26日 |
| 全通 | 1935年9月29日 |
| 一部廃止 | |
| 運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 車両基地 | |
| 運転指令所 | 一ノ関運行センター |
| 使用車両 | キハ110系 |
| 路線距離 | 62.0 km |
| 最高速度 | 85 km/h |
| 軌間 | 1067mm |
| 電気方式 | |
| 電化方式 | 全線非電化 |
| 保安装置 | |
| 関連路線 |
大船渡線(おおふなとせん)は、岩手県一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市の気仙沼駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)である。廃線となった気仙沼駅 – 盛駅間(大船渡線BRTとして運行)を含む線形を竜に見立てて「ドラゴンレール大船渡線」という愛称が付けられている
かつては一ノ関駅から気仙沼駅、大船渡駅を経て盛駅までを結ぶ路線であった。
しかし、三陸海岸沿岸部を走行していた気仙沼駅 – 盛駅間は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では津波の被害を受け、以降は鉄道については不通となり、2013年(平成25年)3月2日から「大船渡線BRT」としてBRT(バス高速輸送システム)が運行されている。
2019年(令和元年)11月12日には不通区間の鉄道事業の廃止届が国土交通省東北運輸局に提出され、2020年(令和2年)4月1日を以って正式に廃止となった
廃線となった気仙沼駅 – 盛駅間(大船渡線BRTとして運行)を含む線形を竜に見立てて「ドラゴンレール大船渡線」という愛称が付けられている
【大船渡線現在の車両】
【普通列車】
キハ110系
【大船渡線過去の使用車両】
蒸気機関車
C58形
D50形
C11形
8620形
気動車
キハ58系
キハ26形(400番台含む)
キハ52形・キハ20形・キハ21形・キハ22形・キハ25形・キハユニ26形
キハ40系
キハ16形
JR大船渡線路線データ
管轄(事業種別):
東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
運転指令所:一ノ関運行センター(一ノ関CTC)
最高速度:85 km/h
JR大船渡線路線歴史
かつて磐井地方と気仙地方を結ぶ「磐仙鉄道」「磐仙軽便鉄道」として2度計画があったものの何れも頓挫した。1918年(大正7年)に軽便鉄道法により一ノ関 – 気仙沼間が計画され、翌年に大船渡までが追加された。1925年(大正14年)から1934年(昭和9年)にかけて全通した。大船渡駅 – 盛駅間は、改正鉄道敷設法別表第7号に規定する予定線の一部で、1935年(昭和10年)に開業した。この予定線の残りの区間の一部は1970年(昭和45年)に盛線として開業し、1984年(昭和59年)に三陸鉄道南リアス線として全通している
【磐仙鉄道】
1897年(明治30年)3月11日:磐仙鉄道の設立許可願を国に提出
1900年(明治33年)4月13日:仮免許が下付
1903年(明治36年)5月16日:資金調達できず、仮免許失効
1912年(明治45年)4月5日:磐仙軽便鉄道株式会社の設立許可願が国に提出
1912年(大正元年)9月15日:仮免許が下付
1915年(大正4年)8月:資金調達できず、免許取消願を提出、会社を解散
【国有鉄道】
1918年(大正7年)3月:大船渡線として一ノ関 – 気仙沼間認可
1919年(大正8年)3月:大船渡線延伸認可、気仙沼 – 大船渡間
1920年(大正9年)4月:測量開始
1925年(大正14年)7月26日:大船渡線 一ノ関駅 – 摺沢駅間 (30.6 km) を新規開業。真滝駅、陸中門崎駅、陸中松川駅、摺沢駅を新設
1927年(昭和2年)7月15日:摺沢駅 – 千厩駅間 (9.2 km) を延伸開業。千厩駅を新設
1928年(昭和3年)9月2日:千厩駅 – 折壁駅間 (9.9 km) を延伸開業。小梨駅、矢越駅、折壁駅を新設
1929年(昭和4年)7月31日:折壁駅 – 気仙沼駅間 (12.3 km) を延伸開業。新月駅、気仙沼駅を新設
1932年(昭和7年)3月19日:気仙沼駅 – 上鹿折駅間 (7.5 km) を延伸開業。鹿折駅、上鹿折駅を新設
1933年(昭和8年)2月15日:上鹿折駅 – 陸前矢作駅間 (10.0 km) を延伸開業。陸前矢作駅を新設
1933年(昭和8年)12月15日:陸前矢作駅 – 細浦駅間 (17.6 km) を延伸開業。竹駒駅、陸前高田駅、脇ノ沢駅、小友駅、細浦駅を新設
1934年(昭和9年)9月3日:細浦駅 – 大船渡駅間 (6.0 km) を延伸開業。下船渡駅、大船渡駅を新設
1935年(昭和10年)9月29日:大船渡駅 – 盛駅間 (2.6 km) を延伸開業[5]。盛駅を新設。開通式典は一関市立一関小学校で行われた
1945年(昭和20年)8月10日:一ノ関駅が空襲(花巻空襲)を受ける
1947年(昭和22年)9月15日:カスリン台風により一ノ関駅浸水
1948年(昭和23年)9月16日:アイオン台風により一ノ関駅浸水
1956年(昭和31年)4月11日:気仙沼駅 – 気仙沼港駅間の貨物支線を開業
1957年(昭和32年)2月11日:気仙沼駅 – 気仙沼港駅間の貨物支線を大船渡線から分離して気仙沼線に編入
1960年(昭和35年)5月24日:チリ地震津波により、陸前高田駅 – 盛駅間不通。全線開通6月17日
1962年(昭和37年)5月15日:柴宿駅を新設
1966年(昭和41年)12月1日:岩ノ下駅を新設
1968年(昭和43年)3月19日:蒸気機関車(D50形・C58形)が廃止され、無煙化
1983年(昭和58年)3月1日:大船渡駅 – 盛駅間の貨物営業を廃止
1984年(昭和59年)2月1日:陸中松川駅 – 大船渡駅間の貨物営業を廃止
1986年(昭和61年)11月1日:猊鼻渓駅を新設。鹿折駅を鹿折唐桑駅に改称
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本が一ノ関駅 – 盛駅間を第一種鉄道事業者として承継、日本貨物鉄道(JR貨物)が一ノ関駅 – 陸中松川駅間の第二種鉄道事業者となる
1990年(平成2年)3月10日:快速「南三陸」2・3号が大船渡線の盛駅までの直通運転を開始
1991年(平成3年)10月1日:キハ100系気動車が営業運転を開始
1992年(平成4年)3月14日:一部列車でワンマン運転開始
1992年(平成4年)12月1日:大船渡線営業所設置
1993年(平成5年)3月18日:快速「むろね」を「スーパードラゴン」に改称
1996年(平成8年)2月23日:同日付で貨物列車が廃止される
1999年(平成11年)4月1日:JR貨物が一ノ関駅 – 陸中松川駅間の第二種鉄道事業を廃止
2001年(平成13年)12月1日:快速「南三陸」2・3号の大船渡線の盛駅までの直通運転を廃止
2005年(平成17年)9月23日:「大船渡線全通70周年号」運転
2006年(平成18年)10月9日:「3鉄祭・さかり号」運転
2007年(平成19年)3月18日:一部の快速列車が停車していた陸中門崎駅と陸中松川駅に全ての快速列車が停車するようになる
2007年(平成19年)7月21日:北東北デスティネーションキャンペーンの一環で「レトロむろね号」運転
2008年(平成20年)7月19日 – 21日:「風っこ大船渡線号」運転
2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により全線が不通となる
2011年(平成23年)4月1日:一ノ関駅 – 気仙沼駅間で運転を再開
2011年(平成23年)4月7日:東北地方太平洋沖地震の余震発生により再び全線が不通となる
2011年(平成23年)4月18日:一ノ関駅 – 気仙沼駅間で運転を再開
2012年(平成24年)3月17日:2・3両編成の列車を、1ないし2両編成に変更
2012年(平成24年)4月28日:上りの快速列車が停車していた折壁駅に下りの快速列車も停車するようになる
2012年(平成24年)10月4日:大船渡線のBRTによる仮復旧に沿線の大船渡市、陸前高田市、気仙沼市がJR東日本と合意
2012年(平成24年)12月22日:「POKÉMON with YOU トレイン」による臨時快速「ポケモントレイン気仙沼号」を運転開始
2013年(平成25年)3月2日:気仙沼駅 – 盛駅間でBRTの運行を開始
2013年(平成25年)3月16日:快速「スーパードラゴン」が廃止され、全定期列車が各駅停車に変更される
2015年(平成27年)12月25日:大船渡線のBRTによる本復旧に沿線の大船渡市、陸前高田市、気仙沼市がJR東日本と合意
2019年(令和元年)11月12日:JR東日本が国土交通大臣宛てに気仙沼駅 – 盛駅間の鉄道事業廃止届を提出
2020年(令和2年)1月31日:JR東日本が気仙沼駅 – 盛駅間の鉄道事業の廃止日を繰り上げる旨の届出を提出
2020年(令和2年)4月1日:気仙沼駅 – 盛駅間 (43.7 km) の鉄道事業を廃止
2021年(令和3年)7月5日:21時35分頃、真滝駅 – 陸中門崎駅間で、一ノ関発気仙沼行普通列車(1両編成)が倒木に衝突し脱線
2022年(令和4年)3月12日:全定期列車をワンマン運転化。上り始発が気仙沼発から千厩発へ短縮、下り2本減便、下り最終列車が10分早まる
2024年(令和6年)7月26日:東北地方を中心とした記録的豪雨の影響により、一ノ関駅 – 真滝駅間(真滝駅より約0.3キロ地点)にて線路脇ののり面幅約10メートルが崩壊、同日より一ノ関駅 – 気仙沼駅間で運転を見合わせる。8月7日に復旧
2025年(令和7年)1月中旬:キハ110系投入開始
2025年(令和7年)3月15日:全運行車両がキハ100系からキハ110系に置き換え。上下最終列車の運転を取りやめ、一ノ関発20:35・気仙沼発19:02が最終列車となる
2025年(令和7年)3月22日:キハ100系運転終了にあわせ、臨時快速「スーパードラゴン」を運行
2026年(令和8年)7月1日:支社制から事業本部制への再編に伴い、これまでの盛岡支社の管轄から盛岡事業本部の管轄とする
JR大船渡線路線図車輛停車駅名って?
JR大船渡線(おおふなとせん)ってどこからどこまでなの?という疑問に路線図でお答えします。
大船渡線(おおふなとせん)は、岩手県一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市の気仙沼駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(在来線・地方交通線)である
JR大船渡線の停車駅
大船渡線の停車駅は、一ノ関駅、真滝駅、陸中門崎駅、岩ノ下駅、陸中松川駅、猊鼻渓駅、柴宿駅、摺沢駅、千厩駅、小梨駅、矢越駅、折壁駅、新月駅、気仙沼駅です。
| 駅番号 | 駅名 | 駅の読み方 | 停車駅 | 乗り換え |
|---|---|---|---|---|
| 一ノ関駅 | いちのせき | ● | 東北新幹線 秋田新幹線 東北本線(黒磯~利府・盛岡) |
|
| 真滝駅 | またき | ● | ||
| 陸中門崎駅 | りくちゅうかんざき | ● | ||
| 岩ノ下駅 | いわのした | ● | ||
| 陸中松川駅 | りくちゅうまつかわ | ● | ||
| 猊鼻渓駅 | げいびけい | ● | ||
| 柴宿駅 | しばじゅく | ● | ||
| 摺沢駅 | すりさわ | ● | ||
| 千厩駅 | せんまや | ● | ||
| 小梨駅 | こなし | ● | ||
| 矢越駅 | やごし | ● | ||
| 折壁駅 | おりかべ | ● | ||
| 新月駅 | にいつき | ● | ||
| 気仙沼駅 | けせんぬま | ● |
