特急草津・四方
E257系

愛称 | 特急草津・四方 |
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形式 | E257系 |
区間 | 上野⇔前橋・長野原草津口 |
デビュー | 2014年3月 |
最高速度 | 120km/h |
運行区間 | 高崎線、両毛線、上越線、吾妻線など |
吾妻方面
特急草津・四方ってどんな特急?どこからどこまで走っているの?
特急草津・四方を簡単に紹介します。
区間:上野⇔前橋・長野原草津口
特急草津・四方の車両はE257系で、房総特急「わかしお」「さざなみ」「しおさい」等で活躍していた車両を改造し、特急「草津・四万」「あかぎ」としてリニューアルしました。
1号車、5号車には荷物置き場を設置しており、大きな荷物を置くことができます。全車の座席窓側にはコンセントを設置しています。なお、電源コンセントを設置していない車両で運転する場合もあります。
特急 草津・四方 列車名は、1960年(昭和35年)6月に上野駅 – 長野原駅(現:長野原草津口駅)間の臨時準急列車として初めて使われた。その後1966年(昭和41年)に急行列車化され、1985年(昭和60年)3月には「白根」を統合する形で「新特急草津」として特急列車化されている。
特急 草津・四方は高い知名度を誇る草津温泉へのアクセス列車として知られてきた。しかし、コロナ下における観光の打撃を受けてこの列車がカバーする温泉地のエリアをさらに広げてアピールするため、2023年3月18日のダイヤ改正から特急草津・四万号に愛称変更。
その四万温泉への乗り換え口は中之条駅、草津温泉へは長野原草津口である。
特急草津・四方の号主要区間料金表(東京駅発着)
「草津・四万」主要区間の運賃・料金(上野駅発着・大人・片道・通常期)
区間 | 普通車指定席料金 |
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東京⇔渋川駅 | 4,200円 |
東京⇔中之条駅 | 4,530円 |
東京⇔長野原草津口駅 | 5,370円 |
●特急「草津・四万」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。
●主要区間料金表は運賃と特急料金の総額を表示しています。
●主要区間早見表は運賃と特急料金をそれぞれ表示しています。
●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
特急草津・四万の号停車駅(上野駅発着)
特急「草津・四万」の停車駅は、上野、赤羽、浦和、大宮、熊谷、高崎、新前橋、渋川、中之条、長野原草津口駅です。
駅番号 | 駅名 | 停車駅 |
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JU02 | 上野駅 | ● |
JU04 | 赤羽駅 | ● |
JU05 | 浦和駅 | ● |
JU07 | 大宮駅 | ● |
熊谷駅 | ● | |
高崎駅 | ● | |
新前橋駅 | ● | |
渋川駅 | ● | |
中之条駅 | ● | |
長野原草津口駅 | ● |
●全列車停車、▲一部の列車が停車
特急草津・四万号を割引きっぷで安く乗る方法
・えきねっとトクだ値
・在来線チケットレス特急券
・JR東日本の株主優待割引券
・学生割引
特急草津・四万号 えきねっとトクだ値
えきねっとトクだ値は、JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」(会員登録無料)の会員向けに設定されている特急列車の割引きっぷです。
「草津・四万」号で販売されているのは、チケットレス乗車の特急券で、割引率は35%です。ただし、乗車券は別途購入しなければなりません。Suicaなど交通系ICカードと組み合わせることができます。
えきねっと「トクだ値」は、列車・席数限定です。そのため、一般発売の指定席に空席があっても、「トクだ値」で予約できないこともあります。
特に年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は、座席数が限られますので、お早めにお申し込みください。
えきねっと「トクだ値」(チケットレス)の価格
区間 | 価格 | 乗車券との総額 |
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上野⇔渋川駅 | 1,220円 | 3,530円 |
上野⇔中之条駅 | 1,220円 | 3,860円 |
上野⇔長野原草津口駅 | 1,480円 | 4,580円 |
※他にも設定区間があります。
特急草津・四万 在来線チケットレス特急券
在来線チケットレス特急券は、「草津・四万」の特急券・乗車券をえきねっとで購入し、スマートフォンなどを使ってチケットレスで乗車するサービスです。「チケットレス割引」として、一律100円割引になります。
JR東日本の株主優待割引券(株主優待券)は、JR東日本が株主向けに発行している割引券です。駅の窓口できっぷを購入する際に、株主優待割引券1枚を提出すると、運賃・料金がそれぞれ2割引になります。株主優待割引券は2枚まで同時利用可能で、2枚の利用なら4割引となります。
特急草津・四万 学生割引(学割)
学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。
特急 草津・四万の場合、上野駅起点で高崎以遠なら学割が適用されます。東京~中之条間や東京~長野原草津口間などが、学割適用範囲です。
特急草津・四万号のデータファイル
【1985年3月14日改正】急行草津と特急白根を統合してエル特急「新特急草津」誕生。
使用車両:185系 4往復。
【1997年10月1日改正】エル特急の名称を廃止。
183系電車6両の臨時特急「マリンシティ草津号」(横浜~万座・鹿沢口で運転)。
【1998年】183・189系電車による臨時列車「草津嬬恋号」「リゾート草津号」など運転。
【2002年12月1日改正】新特急の名称を廃止。
【2005年10月~11月】新宿発着の「四万草津」号運転。
【2005年12月10日】全車指定席の「草津白根」号が土・休日運転の定期列車に。
【2007年3月18日改正】1往復減⇒3往復に。同時に特急あかぎ号との併結終了。全車禁煙化。特急草津白根を特急草津に統合。
【2007年11月】新宿発着の「あがつま草津」運転。
【2010年9月】「草津」50周年を記念し、185系OM03編成を「湘南色」に塗り替え。
【2011年7月】リゾートやまどり編成による「リゾート草津」が新宿発着運転。
【2012年3月17日】1往復減⇒2往復に(土休日は3往復)。となる。特急水上号との併結をすべて取りやめ、単独に。
【2014年3月15日改正】651系に置き換え。
【2014年9月25~30日】吾妻線岩島~長野原草津口間線路切り替え工事(八ッ場ダム建設関連)により全区間運休。
【2016年2月26日】185系による復活運転。2年ぶりに3日間だけ実現した中の最終日。
【2016年3月26日】長野原草津口止まりとなる。
【2018年3月24日】初めて上野東京ライン経由で運転。
【2019年3月15日】車内販売終了。
【2023年3月18日】特急草津・四万に愛称変更。車両は651系からE257系に変更。