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特急 成田エクスプレス
E259系

成田エクスプレス
基本情報
愛称 成田エクスプレス
形式 E259系
区間 新宿・大船・東京⇔成田空港
デビュー 2009年10月
最高速度 130km/h
運行区間 総武本線、成田線、横須賀線など(首都圏⇔成田空港・銚子)

房総・成田方面

特急成田エクスプレスってどんな特急?どこからどこまで走っているの?

特急成田エクスプレスを簡単に紹介します。

区間:新宿・大船・東京⇔成田空港

「1991年にデビューした「253系」で築いてきた空港特急の代名詞「N’EX」のブランドイメージをベースに、ユニバーサルデザインを採用し、快適性、セキュリティーをブラッシュアップさせています。

可動式枕を備えた座席は、ゆったりとした回転リクライニングシート。

全席に大型テーブルやパソコン利用が可能なコンセントを備え、足元には高さ25cmの荷物スペースを設けています。また車内には、行先案内、運行情報、ニュース、フライト情報などを案内する4ヶ国語(日英中韓)対応大型液晶案内装置を備え、より充実した車内空間の提供を目指しています。※一部2ヶ国語(日英)でご案内。また、一部の情報は成田エクスプレスのみでご案内。

成田エクスプレスの号主要区間料金表(成田空港駅発着)

「成田エクスプレス」主要区間の運賃・料金(成田空港駅発着・大人・片道・通常期)

区間 乗車券 指定席料金 グリーン車料金
成田空港⇔千葉駅 680円 1,290円 2,060円
成田空港⇔東京駅 1,340円 1,730円 2,500円
成田空港⇔品川駅 1,520円 1,730円 2,500円
成田空港⇔渋谷駅 1,520円 1,730円 2,500円
成田空港⇔新宿駅 1,520円 1,730円 2,500円
成田空港⇔武蔵小杉駅 1,690円 1,730円 2,500円
成田空港⇔横浜駅 1,980円 2,390円 4,660円
成田空港⇔大船駅 2,310円 2,390円 4,660円

成田エクスプレスの号停車駅と所要時間(成田空港駅発着)

成田エクスプレス「大船発着(横浜方面)」の停車駅は、成田空港(第1旅客ターミナル)、空港第2ビル(第2旅客ターミナル)、成田(一部は通過)、佐倉(一部は通過)、四街道(一部は通過)、千葉(一部は通過)、東京、品川、武蔵小杉、横浜、戸塚、大船駅です。

駅名 停車駅 成田空港駅からの所要時間(目安)
大船駅 1時間37分
戸塚駅 1時間31分
横浜駅 1時間30分
武蔵小杉駅 1時間18分
新宿駅 1時間24分
渋谷駅 1時間18分
品川駅 1時間09分
東京駅 59分
千葉駅 38分
四街道駅 32分
佐倉駅 26分
成田駅 14分
空港第2ビル駅 1分
成田空港駅

◎全列車停車、●多数の列車が停車、▲一部の列車が停車、×通過

特急成田エクスプレス号の割引きっぷで安く乗る方法

特急成田エクスプレス号の割引切符で安く乗る方法を紹介 割引きっぷには、おもに以下のものがあります。

・在来線チケットレス特急券(トク割)

・在来線チケットレス特急券

・学生割引

特急成田エクスプレス 在来線チケットレス特急券(トク割)

在来線チケットレス特急券(トク割)は、JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」(会員登録無料)の会員向けに設定されている特急列車の割引きっぷです。

「成田エクスプレス」号で販売されているトク割の割引率は35%です。ただし、乗車券は別途購入しなければなりません。Suicaなど交通系ICカードと組み合わせることができます。

在来線チケットレス特急券(トク割)は、列車・席数限定です。そのため、一般発売の指定席に空席があっても、「トク割」で予約できないこともあります。特に年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は、座席数が限られますので、お早めにお申し込みください。

在来線チケットレス特急券(トク割)の価格

区間 価格 乗車券との総額
東京⇔成田空港駅 1,120円 2,460円
新宿⇔成田空港駅 1,120円 2,460円
横浜⇔成田空港駅 1,120円 3,530円

※他にも設定区間があります。

特急成田エクスプレス 在来線チケットレス特急券

在来線チケットレス特急券は、「成田エクスプレス」の特急券・乗車券をえきねっとで購入し、スマートフォンなどを使ってチケットレスで乗車するサービスです。「チケットレス割引」として、一律100円割引になります。

特急成田エクスプレス 学生割引(学割)

学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。

学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。

「成田エクスプレス」の場合、成田空港駅起点で横浜以遠なら学割が適用されます。

成田エクスプレス号のデータファイル

【登場時:1991年3月19日】

運転区間:池袋・新宿・横浜~成田空港  使用車両:253系

※この列車の新規設定の影響で特急わかしお号と特急さざなみ号が京葉線経由に変更された。

【1998年12月8日改正】大宮駅まで運転区間を延長。

【1999年12月4日改正】高尾駅発着列車を新規設定。

【2004年3月13日改正】「ウイングエクスプレス」を「成田エクスプレス」に統合。

【2008年3月15日改正】2往復増発。新たに品川駅発着列車を設定。

【2009年10月1日改正】E259系が26往復中10往復で営業運転を開始する。東京~成田空港間は全列車12両運転に。

【2010年3月13日改正】E259系を追加投入し、1往復増発。27往復に。

【同年 7月1日改正】使用車両をE259系に一本化。

【2012年3月17日改正】東京~成田空港間を6両編成で運転する列車が復活。

【2017年3月4日改正】新宿方面発着便を増強。

 運転区間:高尾・新宿・大船・横浜・大宮・池袋~成田空港  運転本数:27往復  使用車両:E259系

 編成: 指・指・指・指・指・G=指・指・指・指・指・G (6両ユニットの単独または2ユニット協調)

【2019年3月10日改正】河口湖直通運転を終了。

【2022年3月12日改正】大宮発着設定を終了。

【2022年10月1日】コロナ禍の影響で運転本数を削減されていたが2年半ぶりに上下19本の運転を再開し、元の54本に戻る。

【2023年4月以降順次】シルバー基調の新デザインに変更。

【2024年3月16日改正】中央本線・八王子直通を終了。

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