特急スーパーまつかぜ
キハ187系

愛称 | 特急スーパーまつかぜ |
---|---|
形式 | キハ187系 |
区間 | 鳥取・米子⇔益田駅 |
デビュー | 2003年10月1日 |
最高速度 | 120km/h |
使用路線 | 山陰本線 |
関連サイト |
鳥取県中部方面
特急スーパーまつかぜってどんな特急?どこからどこまで走っているの?
特急特急スーパーまつかぜを簡単に紹介します。
特急スーパーまつかぜは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が鳥取駅 – 米子駅・益田駅間を山陰本線経由で運行する特別急行列車である。
1988年3月13日から米子駅 – 益田駅間を運行する特急「くにびき」として運行を開始。その後、1996年3月16日の特急「あさしお」の廃止時に鳥取駅まで乗り入れることになり、鳥取県と島根県の各都市間を結ぶ列車としての役割を担うようになった。
2001年7月7日には山陰本線島根県区間の高速化完成と新型車両の投入を機に「スーパーくにびき」へ、2003年10月1日に「スーパーまつかぜ」へ列車名が変更された。
「まつかぜ」の愛称はかつて国鉄時代に新大阪駅 – 博多駅間を福知山線・山陰本線経由で結んだ昼行特急の名称として用いられており、1986年11月1日の列車名廃止以来約17年ぶりに愛称が復活することとなった。
特急スーパーまつかぜ号の走行路線データ
特急スーパーまつかぜはどの区間を走っているの?
山陰本線 鳥取 – 米子間
山陰本線 鳥取 – 益田間
特急スーパーまつかぜ号グリーン車席は何号車にある?
スーパーまつかぜ 1・3・5・7・9・11・13号
2・4・6・8・10・12・14号
1号車 ←益田駅・米子駅方面↔鳥取駅方面→
2号車 ←米子駅方面 鳥取駅方面→
全席指定席
特急スーパーまつかぜ号主要区間料金表
特急スーパーまつかぜ号 主要区間の運賃・料金(鳥取着 大人・片道・通常期)
(特急スーパーおき号普通車指定席)
区間 | 運賃 | 普通車指定席料金 |
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鳥取駅⇔益田駅 | 5,170円 | 2,950円 |
鳥取駅⇔出雲市駅 | 2,640円 | 2,730円 |
鳥取駅⇔松江市駅 | 2,310円 | 2,390円 |
鳥取駅⇔米子駅 | 1,690円 | 1,730円 |
(特急スーパーおき号普通車自由席)
区間 | 運賃 | 普通車指定席料金 |
---|---|---|
鳥取駅⇔益田駅 | 5,170円 | 2,420円 |
鳥取駅⇔出雲市駅 | 2,640円 | 1,800円 |
鳥取駅⇔松江市駅 | 2,310円 | 1,560円 |
鳥取駅⇔米子駅 | 1,690円 | 1,200円 |
●特急「スーパーまつかぜ」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。
●主要区間料金表は運賃と特急料金の総額を表示しています。
●主要区間早見表は運賃と特急料金をそれぞれ表示しています。
●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
●自由席特急料金は通年同額です。
特急スーパーまつかぜ 停車駅(鳥取駅発着)
特急「スーパーまつかぜ」の停車駅は、鳥取、鳥取大学前、倉吉、伯耆大山(一部は通過)、米子、安来(一部は通過)、松江、玉造温泉(一部は通過)、宍道(一部は通過)、出雲市、西出雲(一部は通過)、大田市、仁万(一部は通過)、温泉津(一部は通過)、江津、波子(一部は通過)、浜田、三保三隅(一部は通過)、益田駅です。
駅番号 | 駅名 | 駅の読み方 | 停車駅 |
---|---|---|---|
鳥取駅 | とっとり | ● | |
鳥取大学前駅 | とっとりだいがくまえ | ● | |
倉吉駅 | くらよし | ● | |
伯耆大山駅 | ほうきだいせん | ▲ | |
米子駅 | よなご | ● | |
安来駅 | よなご | ▲ | |
松江駅 | まつえ | ● | |
玉造温泉駅 | たまつくりおんせん | ▲ | |
宍道駅 | しんじ | ▲ | |
出雲市駅 | いずもし | ● | |
西出雲駅 | にしいずも | ▲ | |
大田市駅 | おおだし | ● | |
仁万駅 | にま | ▲ | |
温泉津駅 | ゆのつ | ▲ | |
江津駅 | ごうつ | ● | |
波子駅 | はし | ▲ | |
浜田駅 | はまだ | ● | |
三保三隅駅 | みほみすみ | ▲ | |
益田駅 | ますだ | ● |
●全列車停車、▲一部の列車が停車
特急スーパーまつかぜ号を割引きっぷで安く乗る方法
特急スーパーまつかぜ号の割引切符で安く乗る方法を紹介 割引きっぷには、おもに以下のものがあります。
・ JR西日本株主優待割引券
・ ジパング倶楽部(シニア限定)
・ 学生割引(学割)
JR西日本株主優待割引券
JR西日本の株主優待割引券(株主優待券)は、JR西日本が株主向けに発行している割引券です。駅の窓口できっぷを購入する際に、株主優待割引券1枚を提出すると、運賃・料金がそれぞれ5割引になります。
ジパング倶楽部(シニア限定)
ジパング倶楽部はJRが運営しているシニア向けの会員制サービスです。男性が65歳以上、女性60歳以上、または夫婦どちらかが65歳以上なら入会できます。年会費は3,840円、夫婦会員なら6,410円です。
ジパング倶楽部の特典の一つが鉄道料金の割引で、JRの新幹線・特急列車などに通常より2〜3割ほど安く乗車することができます。なお、割引には片道・往復・連続で201km以上利用した場合という条件があります。
学生割引(学割)
学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。
特急 スーパーまつかぜ 駅券売機・窓口
JRの駅にある『みどりの窓口・みどりの券売機』
旅行会社の窓口
インターネット予約サイト(e5489)
インターネット予約サイトできっぷを購入する場合、きっぷの受け取り場所には注意が必要です。
特急 スーパーまつかぜ 空席状況
特急『スーパーまつかぜ』の最新空席状況は、JRサイバーステーションで確認(6時00分から23時50分まで)できます。座席単位の細かい空席状況まではわかりませんが、列車ごとの大まかな空席状況については確認できます。
特急スーパーまつかぜ号のデータファイル
【登場時:2003年10月1日】運転区間:鳥取~米子(1.5)・益田(4) 計下5・上6
使用車両:キハ187系(2両)
【2003年12月6日・7日】
山陰本線全通80周年記念として、大阪駅 – 米子駅間で「まつかぜ」が復活運転が実施される(6日が下り、7日が上り)
【2006年(平成18年)3月19日】
寝台特急「出雲」廃止に伴い、毎日運行の臨時列車として、鳥取発米子行きの特急「スーパーまつかぜ」81号が運行開始。
【2008年(平成20年)3月15日】
鳥取駅 – 米子駅間で1往復増発し、鳥取駅 – 米子駅間3往復(このうち下り1本は毎日運行の臨時列車)、鳥取駅 – 益田駅間が4往復になる。4・7号が西出雲駅に停車するようになり、全車自由席の2・81号が指定席連結に変更。これにより全列車に座席指定席が設定される。
【2009年(平成21年)3月14日】
朝の上り1本と夜間の下り3本が伯耆大山駅に停車するようになる。
【2009年(平成21年)6月1日】喫煙ルームが廃止され、全車両禁煙になる。
【2010年(平成22年)3月13日】上下各3本が鳥取大学前駅に停車するようになる。毎日運行の臨時列車であった81号が定期列車となる。
【2011年(平成23年)3月12日】下り3本と上り2本が鳥取大学前駅に、上下各1本が伯耆大山駅に停車するようになる。
【2012年(平成24年)10月6日】山陰デスティネーションキャンペーン開催に合わせ、同年11月25日までの土日祝日に7・10号が山口線新山口駅まで延長運行。
また、キハ189系気動車を使用した臨時列車「スーパーまつかぜ96号・97号」(運行区間は鳥取~出雲市)が運行された。
【2014年(平成26年)3月15日】
すべての「スーパーまつかぜ」・「スーパーおき」が鳥取大学前駅に停車。
【2018年(平成30年)7月1日】
山陰デスティネーションキャンペーン開催に合わせ、同年9月30日までの土日祝日(8月11日・8月12日を除く)にキハ189系気動車を使用した臨時特急「大山(だいせん)1号・2号・4号」(運行区間は鳥取駅 – 米子駅)が運行された。
【2018年(平成30年)7月18日】
平成30年7月豪雨で「やくも」の岡山駅 – 米子駅間が運転見合わせとなっていることから、京阪神・山陽地方 – 鳥取県西部・島根県東部間の移動を確保するため、平日に限り、「スーパーはくと」(京都駅 – 倉吉駅間)・「やくも」(米子駅 – 出雲市駅間)に接続する、キハ189系気動車を使用した倉吉駅 – 米子駅間の臨時特急(下り1本・上り2本)・臨時快速(下り1本)の運行も開始。7月31日まで運行される。
【2024年(令和6年)11月2日】
大雨災害により、石見津田駅 – 益田駅間の沿線で斜面に亀裂を発見したため、浜田駅 – 益田駅間は運休となっている。
【2024年(令和6年)11月5日】
米子駅 – 浜田駅間で運転を一部再開(2往復(下り1・5号/上り10・12号))。不通となった三保三隅駅 – 益田駅間(一部は浜田駅 – 益田駅間)で代行バスによる輸送を開始。鳥取駅 – 米子駅間5往復(下り3・7・9・11・13号/上り2・4・6・8・14号)、鳥取駅 – 浜田駅間2往復(下り1・5号/上り10・12号)の計7往復の運行のみとなっている。
【2024年(令和6年)11月26日】
米子駅 – 浜田駅間で「スーパーおき1号・2号」と同じ時刻・停車駅の臨時列車「スーパーまつかぜ81号・82号」(全車自由席)の運転を開始(1往復(下り81号/上り82号))。現在は鳥取駅 – 米子駅間5往復(下り3・7・9・11・13号/上り2・4・6・8・14号)、鳥取駅 – 浜田駅間2往復(下り1・5号/上り10・12号)、米子駅 – 浜田駅間1往復(下り81号/上り82号)の計8往復の運行のみとなっている。
【2024年(令和6年)11月30日】全区間で運転再開。
【2025年(令和7年)3月15日】鳥取駅 – 米子駅間をワンマン運転化