特急スーパーおき
キハ187系

愛称 | 特急スーパーおき |
---|---|
形式 | キハ187系 |
区間 | 鳥取・米子⇔新山口駅 |
デビュー | 1975年3月10日 |
最高速度 | 120km/h |
使用路線 | 山陰本線・山口線 |
関連サイト |
鳥取県中部方面
特急スーパーおきってどんな特急?どこからどこまで走っているの?
特急特急スーパーおきを簡単に紹介します。
特急スーパーおきは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が鳥取駅・米子駅 – 新山口駅間を山陰本線・山口線経由で運行する特別急行列車である。
1975年(昭和50年)3月10日に特急「おき」として山陽新幹線岡山駅 – 博多駅間が開業した際に、運転を開始し、2001年(平成13年)7月7日から現行の列車名としている。
山陰地方西部と新たに山陽新幹線の停車駅となった小郡駅(現:新山口駅)を結ぶ新幹線連絡列車として、鳥取駅・米子駅 – 小郡駅間で特急「おき」として運転を開始した。それまで山口線では山陰地方の西部と九州北部を山口線経由で結ぶ急行列車が運行されており、その系統整理により誕生した「おき」は山口線初の特急列車である。
列車愛称は
列車名は島根県の北方の日本海にある隠岐諸島に由来し、山陰本線の高速化事業の完成した2001年(平成13年)7月7日に新型振り子式車両を投入した際に、「スーパー」を冠したものである。
特急スーパーおき号の走行路線データ
特急スーパーおきはどの区間を走っているの?
山陰本線・山口線
特急スーパーおき号グリーン車席は何号車にある?
スーパーおき 1・3・5号
2・4・6号
←新山口駅方面↔米子・鳥取駅方面→
1号車 指定席 2号車 自由席
特急スーパーおき号主要区間料金表
特急スーパーおき号 主要区間の運賃・料金(鳥取発着 大人・片道・通常期)
(特急スーパーおき号普通車指定席)
区間 | 運賃 | 普通車指定席料金 |
---|---|---|
鳥取駅⇔新山口駅 | 6,600円 | 3,170円 |
鳥取駅⇔益田駅 | 5,170円 | 2,950円 |
鳥取駅⇔出雲市駅 | 2,640円 | 2,730円 |
鳥取駅⇔松江駅 | 2,310円 | 2,390円 |
鳥取駅⇔米子駅 | 1,690円 | 1,730円 |
(特急スーパーおき号普通車自由席)
区間 | 運賃 | 普通車指定席料金 |
---|---|---|
鳥取駅⇔新山口駅 | 6,600円 | 2,640円 |
鳥取駅⇔益田駅 | 5,170円 | 2,420円 |
鳥取駅⇔出雲市駅 | 2,640円 | 1,800円 |
鳥取駅⇔松江駅 | 2,310円 | 1,560円 |
鳥取駅⇔米子駅 | 1,690円 | 1,200円 |
●特急「スーパーおき」号にご乗車になるには、運賃と特急料金があわせて必要です。
●主要区間料金表は運賃と特急料金の総額を表示しています。
●主要区間早見表は運賃と特急料金をそれぞれ表示しています。
●指定席特急料金は通常期の価格です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
●自由席特急料金は通年同額です。
特急スーパーおき 停車駅(岡山駅発着)
特急「スーパーおき」の停車駅は、鳥取、鳥取大学前、倉吉、米子、安来、松江、玉造温泉(一部は通過)、宍道(一部は通過)、出雲市、大田市、温泉津(一部は通過)、江津、波子(一部は通過)、浜田、三保三隅(一部は通過)、益田、日原、津和野、徳佐、三谷、山口、湯田温泉、新山口駅です。
駅番号 | 駅名 | 駅の読み方 | 停車駅 |
---|---|---|---|
鳥取駅 | とっとり | ● | |
鳥取大学前駅 | とっとりだいがくまえ | ● | |
倉吉駅 | くらよし | ● | |
米子駅 | よなご | ● | |
安来駅 | やすぎ | ● | |
松江駅 | まつえ | ● | |
玉造温泉駅 | たまつくりおんせん | ▲ | |
宍道駅 | しんじ | ▲ | |
出雲市駅 | いずもし | ● | |
大田市駅 | おおだし | ● | |
温泉津駅 | ゆのつ | ▲ | |
江津駅 | ごうつ | ● | |
波子駅 | はし | ▲ | |
浜田駅 | はまだ | ● | |
三保三隅駅 | みほみすみ | ▲ | |
益田駅 | ますだ | ● | |
日原駅 | にちはら | ● | |
津和野駅 | つわの | ● | |
徳佐駅 | とくさ | ● | |
三谷駅 | みたに | ● | |
山口駅 | やまぐち | ● | |
湯田温泉駅 | ゆだおんせん | ● | |
新山口駅 | しんやまぐち | ● |
●全列車停車、▲一部の列車が停車
特急スーパーおき号を割引きっぷで安く乗る方法
特急スーパーおき号の割引切符で安く乗る方法を紹介 割引きっぷには、おもに以下のものがあります。
・ JR西日本株主優待割引券
・ ジパング倶楽部(シニア限定)
・ 学生割引(学割)
JR西日本株主優待割引券
JR西日本の株主優待割引券(株主優待券)は、JR西日本が株主向けに発行している割引券です。駅の窓口できっぷを購入する際に、株主優待割引券1枚を提出すると、運賃・料金がそれぞれ5割引になります。
ジパング倶楽部(シニア限定)
ジパング倶楽部はJRが運営しているシニア向けの会員制サービスです。男性が65歳以上、女性60歳以上、または夫婦どちらかが65歳以上なら入会できます。年会費は3,840円、夫婦会員なら6,410円です。
ジパング倶楽部の特典の一つが鉄道料金の割引で、JRの新幹線・特急列車などに通常より2〜3割ほど安く乗車することができます。なお、割引には片道・往復・連続で201km以上利用した場合という条件があります。
学生割引(学割)
学生割引(学割)は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの運賃が2割引になるという制度です。中学、高校、大学は学割の対象になります。専門学校も多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上のJR線を利用する場合です。割引内容は、運賃が2割引です(特急券は割引なし)。学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。
特急 スーパーおき 駅券売機・窓口
JRの駅にある『みどりの窓口・みどりの券売機』
旅行会社の窓口
インターネット予約サイト(e5489)
インターネット予約サイトできっぷを購入する場合、きっぷの受け取り場所には注意が必要です。
特急 スーパーおき 空席状況
特急『スーパーおき』の最新空席状況は、JRサイバーステーションで確認(6時00分から23時50分まで)できます。座席単位の細かい空席状況まではわかりませんが、列車ごとの大まかな空席状況については確認できます。
特急スーパーおき号号のデータファイル
山陽新幹線全線開業に伴うダイヤ改正により、次のように変更(1975年3月10日国鉄ダイヤ改正)。
鳥取駅・米子駅 – 小郡駅間で特急「おき」3往復が新設され、運転開始。「はまかぜ」とキハ80系を共通運用した。
江津駅・浜田駅 – 小郡駅間の急行「つわの」2往復が運転開始。(「あきよし」・「しんじ」の運転区間を短縮して立て替え)
「さんべ」の山口線運行を廃止。
【1976年(昭和51年)10月1日】
特急「おき」の使用車両が、キハ80系からキハ181系に変更。そのうちの1往復に関してはグリーン車が非連結となる。
【1978年(昭和53年)10月2日】
松江駅高架化工事に伴い、「おき」の1往復が出雲市駅発着に変更。
【1980年(昭和55年)10月1日】
「つわの」を廃止。優等列車は「おき」のみになる。
【1982年(昭和57年)7月1日】
この日に実施された伯備線および山陰本線の伯耆大山駅 – 知井宮駅(現:西出雲駅)間電化によるダイヤ改正により、「おき」は多客期を除きグリーン車の連結が廃止。
【1985年(昭和60年)3月14日】
「おき」の全列車が小郡駅 – 米子駅間の運転に統一される。
【1989年(平成元年)3月11日】
「おき」の上り1本が下関発(山陽本線・山口線経由)になる。送り込みとして小郡発下関行きの朝の快速列車も「おき」の車両で運転されていた。
【1994年(平成6年)12月3日】
多客期のグリーン車連結を廃止。
【1996年(平成8年)3月16日】
「おき」の1往復を鳥取駅まで延長運転する(鳥取駅 – 小郡駅間下り1本、鳥取駅 – 下関駅間上り1本、米子駅 – 小郡駅間2往復)。
【1997年(平成9年)3月22日】
「おき」の下関発の列車が廃止。全列車が小郡駅発着になる(鳥取駅 – 小郡駅間1往復、米子駅 – 小郡駅間2往復)。
【2001年7月7日改正】キハ187系を投入し、特急スーパーおき号に愛称変更。全列車、米子~小郡(3往復)に。
【2003年10月1日改正】下り2本、上り1本を鳥取発着に変更。
【2003年12月6日・7日イベント】特急まつかぜ号・特急おき号をキハ181系でリバイバル運転。
【2009年6月1日改正】全車両禁煙化。
【2009年 9月30日改正】車内販売終了。
【2013年7月28日豪雨災害】山口県阿東町徳佐近辺~島根県津和野町を襲った豪雨により橋脚流失が複数発生。益田~新山口が不通となる。