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木次線

JR木次線キハ40形
キハ120形

木次線基本情報
所在地 島根県、広島県
種類 普通鉄道(在来線・地方交通線)
起点 宍道駅
終点 備後落合駅
駅数 18駅
経由路線
電報略号 キスセ
路線記号 E
開業 1916年10月11日
全通 1937年12月12日
運営者 JR西日本旅客鉄道
車両基地 後藤総合車両所出雲支所
使用車両
路線距離 81.9 km
最高速度 75 km/h
軌間 1067mm
電化方式 全線非電化
関連路線  

木次線(きすきせん)は、島根県松江市の宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。

木次駅と宍道駅を結んだ簸上鉄道(ひかみてつどう)によって開業し、後に鉄道省によって南方に延伸されて芸備線と接続し、芸備線と共に陰陽連絡路線の一つとして機能していた路線である。

岩国駅 – 徳山駅間の列車が1時間 – 3時間に1本程度が運転されている。土曜・休日以外の朝には周防高森発岩国行きの列車がある。この区間列車以外はすべて山陽本線に乗り入れ、徳山駅発着で運転される。このほか、岩国駅 – 川西駅 – 森ヶ原信号場間には錦川鉄道錦川清流線の列車が乗り入れている。

【使用車両】
キハ120形
ラッピング車両「たなだ」
ラッピング車両「さくら」
ラッピング車両「しんわ」

【過去の使用車両 蒸気機関車】
1915年に鉄道院より払下げられた120形(121, 123)
国有化以前の1926年に加悦鉄道に譲渡された。1の国有化後は120形(121)に復帰
(2代目) – 1933年に日本車輌製造で新製した。国有化後は3040形(2代)(3040)
1916年に鉄道院より払下げられた5形。国有化前に廃車された
1919年に鉄道院より払下げられた1040形(1045)。国有化後は1040形(1045)に復帰
1923年に日本車輌製造で新製した。国有化後は1260形(1260, 1261)

【過去の使用車両 客車】
ホロハ1・ホロハ2 – 1916年に日本車輌製造で新製した。国有化されコロハ1620、コロハ1621となり1937年に出石鉄道に払下げる
ホロハ3 – 1924年に日本車輌製造で新製した。国有化されコロハ1622となり1937年に出石鉄道に払下げる
ホハ5 – 1916年に日本車輌製造で新製した。国有化されコハ2471となり1937年に温泉電軌に払下げる
ホハ6 – 1918年に日本車輌製造で新製した。国有化されコハ2472となり1937年に温泉電軌に払下げる
ホハ4、ホハ7 – ホハ10 – 日本車輌製造で新製した。国有化された後、コハ2470、コハ2473 – コハ2476となり金名鉄道へ2両、金石電気鉄道へ3両払下げ



JR木次線路線歴史

簸上鉄道
1914年1月鉄道免許状が下付された簸上軽便鉄道は八束郡宍道村 – 大原郡木次町間と支線大原郡幡屋村 – 同郡大東村間の軽便鉄道を計画していた。同年5月に簸上鉄道に社名を変更。1915年2月には路線を八束郡宍道村-大原郡木次町間のみにすることに変更した。 1916年10月に宍道駅 – 木次駅間が開通した。営業状態は当初政府の補助を受けていたが、成績は良好であった。1927年になると、国鉄木次-落合間の建設工事の資材運搬に使用され貨物収入を増やした。

1914年(大正3年)1月31日:簸上軽便鉄道に対し鉄道免許状下付(八束郡宍道村 – 大原郡木次町、大原郡幡屋村 – 同郡大東村間)
1916年(大正5年)10月11日:簸上鉄道(ひかみてつどう)宍道駅 – 木次駅間(13.1 M≒21.08 km)が開業。加茂中駅・大東町駅(現・出雲大東駅)・木次駅が開業
1918年(大正7年)2月11日:幡屋停留場が開業
1921年(大正10年)3月29日:幡屋停留場が駅に変更され、幡屋駅が開業
1930年(昭和5年)4月1日:営業距離の単位をマイルからメートルに変更(13.1 M→21.1 km)

木次線開業及び簸上鉄道国有化後
1927年(昭和2年)12月より国有鉄道木次線の工事が開始された。三成までの工事を3区間に分けて工事が行われた。1928年(昭和3年)6月14日より下久野トンネルの工事が開始された。2年2か月後の1930年(昭和5年)8月にトンネルが貫通し、翌年の1931年(昭和6年)4月19日に竣工した。トンネルには117万9788円もの費用を要した
1932年(昭和7年)12月18日:国有鉄道木次線 木次駅 – 出雲三成駅間 (20.4 km) が開業。日登駅・下久野駅・出雲八代駅・出雲三成駅が開業
1934年(昭和9年)8月1日:簸上鉄道が国有化され、宍道駅 – 出雲三成駅間が木次線となる。大東町駅が出雲大東駅に改称
1934年(昭和9年)11月20日:出雲三成駅 – 八川駅間 (14.8 km) が延伸開業。亀嵩駅・出雲横田駅・八川駅が開業
1937年(昭和12年)12月12日:八川駅 – 備後落合駅間 (25.6 km) が延伸開業し全通。出雲坂根駅・油木駅が開業
1949年(昭和24年)12月24日:三井野原仮乗降場が開業
1958年(昭和33年)9月1日:三井野原仮乗降場が駅に変更され、三井野原駅が開業
1959年(昭和34年)11月:木次線管理所設置
1962年(昭和37年)1月1日:南宍道駅が開業
1963年(昭和38年)2月1日:加茂中駅、幡屋駅、下久野駅、出雲八代駅、亀嵩駅、出雲坂根駅において、大口貨物の取扱が廃止
1963年(昭和38年)10月1日:南大東駅が開業
1969年(昭和44年)4月25日:蒸気機関車による運転が廃止され、無煙化
1971年(昭和46年):貨物の取扱量が1965年と比較して5年間で半減。沿線で生産されていた木炭の需要がエネルギー革命で消滅、木材の運搬も減少したことによる。そのため、加茂中駅、木次駅、出雲三成駅、出雲横田駅を除くすべての駅で荷物・貨物の取り扱いが廃止される
1982年(昭和57年)11月7日:全線の貨物営業が廃止
1983年(昭和58年)3月2日:出雲坂根駅 – 三井野原駅間で木次発備後落合行の単行列車が脱線し崖下に転落。6人負傷。キハ53-6が廃車
1985年(昭和60年)3月14日:全駅で荷物の取扱が廃止
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継
1990年(平成2年)3月10日:急行「ちどり」の運転区間が備後落合駅 – 広島駅間に短縮され、木次線から優等列車がなくなる
1990年(平成2年)6月1日:宍道駅(構内を除く)- 備後落合駅(構内を除く)間が米子支社から木次鉄道部の直轄になる。ワンマン運転開始
1993年(平成5年)4月24日:使用車両がキハ120形気動車に統一。最高速度が従来より10 km/h向上したことによりダイヤ改正を実施し、宍道駅 – 出雲横田駅間で最大17分短縮した
1998年(平成10年)4月25日:トロッコ列車「奥出雲おろち号」が運転開始
2001年(平成13年)3月3日:保守工事運休が導入
2001年(平成13年)7月7日:全線に列車集中制御装置 (CTC) が導入
2005年(平成17年)12月22日 – 2006年(平成18年)3月29日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2007年(平成19年)4月:木次駅 – 三井野原駅間の各駅の駅名に古事記や日本書紀にちなむ愛称が付与される

2012年(平成24年)1月4日 – 3月29日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休し、タクシーによる代行輸送が実施される
2013年(平成25年)12月28日 – 2014年(平成26年)3月22日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2015年(平成27年)2月10日 – 3月27日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2016年(平成28年)1月23日 – 2月20日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2017年(平成29年)1月23日 – 3月8日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2018年(平成30年)1月11日 – 3月15日 : 大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2018年(平成30年)7月5日:平成30年7月豪雨の影響により、木次駅 – 備後落合駅間が運休
2018年(平成30年)7月6日:宍道駅 – 木次駅間も運休
2018年(平成30年)7月7日:宍道駅 – 木次駅間が運転再開
2018年(平成30年)7月10日:木次駅 – 出雲横田駅間が運転再開
2018年(平成30年)8月8日:全線で運転再開
2020年(令和2年)12月20日 – 2021年(令和3年)2月15日:大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2021年(令和3年)3月:木次鉄道部に所属するキハ120形気動車の全8両が出雲支所に転出
2021年(令和3年)12月25日 – 2022年(令和4年)1月9日: 大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休。1月10日に運転再開したが、12日に出雲坂根駅 – 三井野原駅間で列車が雪で立ち往生し、13日から再度出雲横田駅 – 備後落合駅間で運休。運転再開は同年3月26日となった
2022年(令和4年)12月18日 – 2023年(令和5年)3月9日 : 大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休
2023年(令和5年)11月23日:トロッコ列車「奥出雲おろち号」が運転終了
2024年(令和6年)3月16日:普通列車が終日ワンマン運転となる
2024年(令和6年)4月7日:観光列車「あめつち」が運転開始
2025年(令和7年)1月9日 – 4月4日: 大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休。代行輸送は1月17日から実施
2026年(令和8年)1月2日 – 3月5日: 大雪のため出雲横田駅 – 備後落合駅間が運休。代行輸送は1月5日から実施。1月2日は木次駅 – 出雲横田駅間も大雪で運休した

JR木次線路線図車輛停車駅名って?

JR木次線ってどこからどこまでなの?という疑問に路線図でお答えします。

島根県松江市の宍道駅から広島県庄原市備後落合駅となっている。

木次線所属駅に限定した場合、山陰本線所属の宍道駅と芸備線所属の備後落合駅が除外され、16駅となる

複線区間:なし(全線単線)
列車交換可能駅:5(加茂中駅・木次駅・出雲三成駅・出雲横田駅・出雲坂根駅)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
運転指令所:中国総合指令所米子指令所木次派出
IC乗車カード対応区間:なし
最高速度:
宍道駅 – 木次駅間 75 km/h
木次駅 – 備後落合駅間 65 km/h

JR木次線の停車駅
木次線の停車駅は、宍道駅、南宍道駅、加茂中駅、幡屋駅、出雲大東駅、南大東駅、木次駅、日登駅、下久野駅、出雲八代駅、出雲三成駅、亀嵩駅、出雲横田駅、八川駅、出雲坂根駅、三井野原駅、油木駅、備後落合駅です。

※櫛ケ浜駅、徳山駅は山陽本線所管




駅番号 駅名 駅の読み方 停車駅 乗り換え
宍道駅 しんじ 山陰本線(米子~益田)
南宍道駅 みなみしんじ
加茂中駅 かもなか
幡屋駅 はたや
出雲大東駅 いずもだいとう
南大東駅 みなみだいとう
木次駅 きすき
日登駅 ひのぼり
下久野駅 しもくの
出雲八代駅 いずもやしろ
出雲三成駅 いずもみなり
亀嵩駅 かめだけ
出雲横田駅 いずもよこた
八川駅 やかわ
出雲坂根駅 いずもさかね
三井野原駅 みいのはら
油木駅 ゆき
備後落合駅 びんごおちあい 芸備線