両毛線の路線図・停車駅(歴史)
| 所在地 | 栃木県、群馬県 |
|---|---|
| 種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
| 起点 | 小山駅 |
| 終点 | 新前橋駅 |
| 駅数 | 19駅 |
| 経由路線 | |
| 電報略号 | リモセ |
| 路線記号 | |
| 開業 | 1884年8月20日 |
| 全通 | 1889年11月20日 |
| 一部廃止 | |
| 運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 車両基地 | 高崎車両センター(新前橋駅) |
| 運転指令所 | 高崎総合指令室 |
| 使用車両 | |
| 路線距離 | 84.4 km |
| 最高速度 | 95 km/h |
| 軌間 | 1067mm |
| 電気方式 | |
| 電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
| 保安装置 | ATS-P |
| 関連路線 |
両毛線(りょうもうせん)は、栃木県小山市の小山駅から群馬県前橋市の新前橋駅までを結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である
東京都下多摩地域の北西部を走る。青梅駅以東では中央線電車の乗り入れが多く、東京都区部への通勤輸送の一角を担っている。一方、奥多摩地区への観光路線としての性格も併せ持つ。
栃木県南西部から群馬県南東部までの「両毛」とよばれる地域の諸都市を結ぶ路線である。水戸線と合わせて北関東を東西に連絡する路線を構成する。
もとは、この地域で盛んに生産されていた生糸や、桐生織に代表される絹織物の輸送のために建設された路線である。ただし、現在は貨物輸送は廃止され、地元の通勤通学客の利用が中心となっている。
【現在の車両】
【普通列車】
211系 – 高崎車両センター所属
E231系 – 小山車両センター・国府津車両センター所属
E233系 – 小山車両センター・国府津車両センター所属
【過去の車両】
40系(1978年3月9日まで) – 新前橋電車区所属
70系(80系からの改造車を含む)(1978年3月9日まで) – 新前橋電車区所属
107系(2017年9月30日まで。同年10月7日に団体専用列車運行) – 高崎車両センター所属
115系(2018年3月16日まで) – 高崎車両センター所属
415系(1998年12月7日まで) – 桐生まで1往復設定されていた水戸線からの直通列車に使用。勝田電車区所属
165系(1985年ごろ)
185系(2016年3月25日まで) – 特急「あかぎ」などで使用。2004年10月のダイヤ改正までは、高崎 – 桐生間に限って185系を使用していた普通列車が存在した
651系(2021年3月12日まで) – 大宮総合車両センター所属。特急「あかぎ」・「スワローあかぎ」として前橋 – 高崎間の両毛線・上越線の一部に乗り入れてきたが、ダイヤ改正により、高崎線のみの運転に変更された。これにより、長年続いてきた両毛線に乗り入れる特急列車の定期運用がなくなった
JR両毛線路線データ
管轄(事業種別):
東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
複線区間:岩舟駅 – 佐野駅間、駒形駅 – 前橋駅間
電化区間:全線(直流1,500 V)
閉塞方式:自動閉塞式
運転指令所:高崎総合指令室(CTC)
運転取扱駅(駅が信号を制御):小山駅
準運転取扱駅(入換時は駅が信号を制御):新前橋駅・桐生駅・岩宿駅
最高速度:95 km/h
車両基地:高崎車両センター(新前橋駅)
大都市近郊区間:全線(東京近郊区間)
JR両毛線路線歴史
両毛線は歴史的に、両毛地域の生糸や、桐生織をはじめとする絹織物の輸送を目的として両毛鉄道(りょうもうてつどう)が建設した小山 – 前橋間と、日本鉄道が現在の高崎線の延長として建設した前橋 – 新前橋間に分かれる。1884年に開業した前橋駅(内藤分停車場)は現在位置とは異なる利根川の右岸におかれ、1889年11月に両毛鉄道の前橋駅が左岸側に開業すると日本鉄道も利根川を渡って両毛鉄道の前橋駅に乗入れ、両鉄道が接続した。現在も新前橋 – 前橋間が高崎線とほぼ一体の運転系統を形成しているのも、この経緯によるものである。
1897年には、日本鉄道は両毛鉄道を合併したが、1906年には鉄道国有法施行により日本鉄道が国有化された。1909年の線路名称設定時に両区間は統合され、小山 – 高崎間が両毛線とされた。1931年に上越線が全通すると、新前橋 – 高崎間が上越線にも属する重複区間となったが、1957年に同区間が両毛線から分離され、重複は解消した。
1951年からは気動車による運転が開始され、新駅が数多く設置されたが、1968年の全線電化に前後して休止(後に廃止)されている。現在でもかつて駅が設置されていた区間では駅間が長いことが実感できる
日本鉄道
1884年(明治17年)8月20日:日本鉄道 高崎駅 – 前橋駅(旧)間延伸開業
1889年(明治22年)12月26日:前橋駅(旧) – 前橋駅(両毛鉄道)間を延伸。前橋(旧)駅廃止
両毛鉄道→日本鉄道
1888年(明治21年)5月22日:両毛鉄道 小山駅 – 足利駅間開業。栃木駅・佐野駅・足利駅が開業
1888年(明治21年)11月15日:足利駅 – 桐生駅間延伸開業。桐生駅開業
1889年(明治22年)10月10日:岩船駅、小俣駅が開業
1889年(明治22年)11月20日 :桐生駅 – 前橋駅間が開通し全通。大間々駅(初代・現:岩宿駅)、国定駅、伊勢崎駅、駒形駅が開業
1893年(明治26年)2月18日:富田駅開業
1895年(明治28年)3月8日:富山駅開業
1897年(明治30年)1月1日:両毛鉄道区間を日本鉄道に譲渡
1897年(明治30年)4月1日:山前駅開業
1902年(明治35年)11月1日:岩船駅を岩舟駅に改称
国有化後
1906年(明治39年)11月1日:(上野駅 – )高崎駅 – 前橋駅間、小山駅 – 前橋駅間が国有化
1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定により、小山駅 – 高崎駅間が両毛線となる
1911年(明治44年)3月30日:下新田連絡所新設
1911年(明治44年)4月10日:思川駅新設
1911年(明治44年)4月15日:足尾鉄道(後の足尾線)開業。桐生駅 – 下新田連絡所を共用
1911年(明治44年)5月1日:大間々駅(初代)を岩宿駅に改称
1912年(明治45年)4月6日:日高信号所開業
1918年(大正7年)10月16日:富山駅を大平下駅に改称
1921年(大正10年)7月1日:上越南線新前橋駅 – 渋川駅間開業に伴い、新前橋駅開業。高崎駅 – 新前橋駅間に上越南線用の線路を単線並列で敷設。日高信号所廃止
1922年(大正11年)4月1日:下新田連絡所が下新田信号所となる
1931年(昭和6年)9月1日 上越線全通に伴い、新前橋駅 – 高崎駅間が上越線と重複になる
1934年(昭和9年)7月10日:桐生駅 – 高崎駅間で気動車運転開始
1937年(昭和12年)4月15日:日高駅・浜尻駅開業
1940年(昭和15年)11月1日:日高駅・浜尻駅廃止
1944年(昭和19年)4月1日:決戦非常措置要綱に基づき、両毛線内の列車の二等車が廃止される
1944年(昭和19年)10月11日: 高崎駅 – 新前橋駅間に井野信号場開業(上越線側のみに交換設備設置)
1947年(昭和22年)4月1日:高崎駅 – 新前橋駅( – 水上駅)間が電化
1948年(昭和23年)12月25日:井野信号場の両毛線側にホームを設け、旅客の取り扱いを開始
1951年(昭和26年)9月1日:東足利駅・葉鹿駅・下増田駅開業
1952年(昭和27年)4月5日:小野寺駅・犬伏駅・東桐生駅開業
1954年(昭和29年)3月15日:三重駅・東伊勢崎駅開業
1954年(昭和29年)10月20日:西足利駅開業
1955年(昭和30年)1月20日:間野谷駅開業
1955年(昭和30年)9月3日:東前橋駅開業
1957年(昭和32年)11月27日:前橋駅 – 新前橋駅間電化
1957年(昭和32年)12月20日:両毛線の終点を高崎駅から新前橋駅に変更(-7.3 km)
上越線との重複区間解消。
なお、このとき高崎駅 – 新前橋駅間は単線並列から複線に変更され、同時に井野信号場が井野駅に変更され上越・両毛両線の旅客を取り扱うようになる
1958年(昭和33年)4月14日:黒磯駅 – 小山駅 – 新前橋駅 – 高崎駅間で東北本線との直通列車運転開始
1962年(昭和37年)10月1日:上野駅 – 高崎駅間に小山経由で準急「わたらせ」運転開始(1966年に急行へ格上げ)
1966年(昭和41年)12月20日:小野寺駅・犬伏駅・東伊勢崎駅休止
1967年(昭和42年)9月1日:東前橋駅休止
1968年(昭和43年)7月19日:岩舟駅 – 佐野駅間複線化
1968年(昭和43年)8月8日:駒形駅 – 前橋駅間複線化
1968年(昭和43年)9月1日:小山駅 – 前橋駅間が電化され、全線電化達成
1968年(昭和43年)9月24日:思川駅 – 前橋駅間がCTC化
1968年(昭和43年)10月1日:東足利駅・西足利駅・三重駅・葉鹿駅・東桐生駅・間野谷駅・下増田駅休止
1984年(昭和59年)3月1日:三重駅廃止
1985年(昭和60年)3月14日:急行「わたらせ」廃止
廃止時停車駅(時期により停車駅は異なる)
上野駅 – 赤羽駅 – 大宮駅 – 久喜駅 – 古河駅 – 小山駅 – 栃木駅 – 佐野駅 – 足利駅 – 桐生駅 – 伊勢崎駅 – 前橋駅 – 高崎駅
1985年(昭和60年)10月16日:桐生駅付近を高架化
1986年(昭和61年)10月6日:前橋駅付近を高架化
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道に全線を第一種鉄道事業者として承継。日本貨物鉄道が全線の第二種鉄道事業者となる。小野寺駅・犬伏駅・東足利駅・西足利駅・葉鹿駅・東桐生駅・間野谷駅・東伊勢崎駅・下増田駅・東前橋駅廃止
1995年(平成7年)12月1日:小山駅 – 桐生駅間に「快速」が1往復運行開始される
1996年(平成8年)10月24日:天皇・皇后およびベルギー国王の栃木訪問に伴い、1号御料車編成によるお召し列車を小山 – 足利間に運転。EF58 61牽引
平成元号になって1号御料車編成によるお召し列車が運転されたのはこれが初めてで、1号御料車編成に外国の国賓が乗車したのもこれが初めて
1999年(平成11年)3月12日:前橋大島駅開業
2001年(平成13年)11月18日:全線でICカードSuica供用開始
2003年(平成15年)4月4日:栃木駅付近を高架化
2004年(平成16年)4月1日:全線で貨物列車の運行が廃止され、日本貨物鉄道の第二種鉄道事業廃止
2004年(平成16年)10月16日:高崎線との直通区間が前橋駅までに短縮
2009年(平成21年)10月11日:全線でATS-P化完了
2010年(平成22年)5月30日:伊勢崎駅付近を高架化
2011年(平成23年)3月:3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の影響による発電所停止に伴い東京電力が実施した計画停電の第1から第5グループすべてにまたがるため、小山駅 – 伊勢崎駅間を運休。3月31日に全線復旧した。ただし、計画停電が実施されなかった日でも運転は再開されなかった
2011年(平成23年)6月:節電策として全列車が全駅で通年半自動扱いを開始。以降継続
2017年(平成29年)3月4日:黒磯駅 – 小山駅 – 新前橋駅 – 高崎駅間の直通列車が廃止され、東北本線(宇都宮線)との直通区間が宇都宮駅までに短縮
2018年(平成30年)4月1日:あしかがフラワーパーク駅開業
2019年(平成31年/令和元年)1月29日:両毛線の前身となる両毛鉄道の敷設に尽力した木村半兵衛の功績を広報するため、地元の「木村半兵衛顕彰会」が小俣駅前に顕彰板を設置、お披露目会が開かれる
2019年(平成31年/令和元年)3月16日:宇都宮駅 – 小山駅 – 新前橋駅間の東北本線直通列車廃止
2019年(平成31年/令和元年)10月13日:前日通過した令和元年東日本台風(台風19号)の影響で、大平下駅 – 栃木駅間の永野川橋梁における橋台背面流出などの被災が確認され、小山駅 – 桐生駅間で運休となる
2019年(平成31年/令和元年)10月14日:運休区間が小山駅 – 足利駅間に短縮
2019年(平成31年/令和元年)10月16日:小山駅 – 栃木駅間が運転再開。運休区間が栃木駅 – 足利駅間に短縮
2019年(平成31年/令和元年)10月20日:岩舟駅 – 足利駅間が運転再開。運休区間が栃木駅 – 岩舟駅間に短縮。また、栃木駅 – 佐野駅間で代行輸送(バス)を開始
2019年(平成31年/令和元年)11月11日:栃木駅 – 岩舟駅間が運転再開。これにより全線の復旧が完了し、代行輸送は前日を以て終了。同駅間は当面の間徐行運転を行う
2021年(令和3年)3月13日:特急「あかぎ」・「スワローあかぎ」の前橋駅 – 新前橋駅( – 高崎駅)間での運行終了。これにより、両毛線に乗り入れる特急列車の定期運用が無くなる
2026年(令和8年)7月1日:支社制から事業本部制への再編に伴い、これまでの高崎支社(小山駅付近のみ大宮支社)の管轄から、栃木県内の小山駅 – 小俣駅間を栃木事業本部、群馬県内の桐生駅 – 新前橋駅間を群馬事業本部の管轄とする
JR両毛線路線図車輛停車駅名って?
JR両毛線(りょうもうせん)ってどこからどこまでなの?という疑問に路線図でお答えします。
両毛線(りょうもうせん)は、栃木県小山市の小山駅から群馬県前橋市の新前橋駅に至る、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。
終点となっている新前橋駅を始発・終着とする列車は存在せず、新前橋駅より上越線に乗り入れて高崎駅まで運行しているため、旅客案内上は小山駅 – 高崎駅間が両毛線として案内されている
両毛線所属駅に限定する場合、東北本線所属の小山駅、上越線所属の新前橋駅が除外され、17駅となる
JR両毛線の普通停車駅
両毛線の停車駅は、高崎駅、高崎問屋町駅、井野駅、新前橋駅、前橋駅、前橋大島駅、駒形駅、伊勢崎駅、国定駅、岩宿駅、桐生駅、小俣駅、山前駅、足利駅、あしかがフラワーパーク駅、富田駅、佐野駅、岩舟駅、大平下駅、栃木駅、思川駅、小山駅です
| 駅番号 | 駅名 | 駅の読み方 | 停車駅 | 乗り換え |
|---|---|---|---|---|
| 高崎駅 | たかさき | ● | 上越新幹線 北陸新幹線 八高線(高麗川~高崎) 高崎線 湘南新宿ライン 信越本線 上越線 上信電鉄 |
|
| 高崎問屋町駅 | たかさきとんやまち | ● | 上越線 | |
| 井野駅 | いの | ● | 上越線 | |
| 新前橋駅 | しんまえばし | ● | 上越線 | |
| 前橋駅 | まえばし | ● | ||
| 前橋大島駅 | まえばしおおしま | ● | ||
| 駒形駅 | こまがた | ● | ||
| 伊勢崎駅 | いせさき | ● | 東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線) | |
| 国定駅 | くにさだ | ● | ||
| 岩宿駅 | いわじゅく | ● | ||
| 桐生駅 | きりゅう | ● | わたらせ渓谷線 | |
| 小俣駅 | おまた | ● | ||
| 山前駅 | やままえ | ● | ||
| 足利駅 | あしかが | ● | ||
| あしかがフラワーパーク駅 | あしかがふらわーぱーく | ● | ||
| 富田駅 | とみた | ● | ||
| 佐野駅 | さの | ● | 東武佐野線 | |
| 岩舟駅 | いわふね | ● | ||
| 大平下駅 | おおひらした | ● | ||
| 栃木駅 | とちぎ | ● | 東武日光線 東武宇都宮線 |
|
| 思川駅 | おもいがわ | ● | ||
| 小山駅 | おやま | ● | 東北新幹線 山形新幹線 秋田新幹線 宇都宮線 湘南新宿ライン 水戸線 |

